賃貸ビル・マンション建築・修繕 小河原建設の非木造事業
ブログ BLOG
2021.04.03
yoshihiko

換気の仕組みの再確認

コロナ禍も1年以上となりコロナ疲れの感がありますが、感染予防には換気が大切だと云うことは、十分ご承知の通りです。

今回と次回2回に分けて換気の仕組みについて考えてみたいと思います。

この時期は花粉飛散とも重なり、また、中国大陸からは招かねざる客である黄砂やPM2.5などもやって来たりするので、うかつに窓も開けていられません。そこで本稿では窓を開けずに効率よく換気をするにはどうしたら良いか、考えてみましょう。

「換気」を辞書で引くと「建物などの内部の汚れた空気を排出して、外の新鮮な空気と入れ換えること」とあります。コップの水がかき混ぜないと腐ってくるように、閉じられた空間の空気も、何もしないと汚くなってくるものと思ってください。20年ほど前に新築の戸建てやマンションで入居者が体調を崩したり、アレルギー反応をおこすというシックハウス症候群が社会問題となりました。

当時使われていた建材に多くの化学物質が含まれ、片やアルミサッシなどの採用により住宅の気密性が高まっていたことによる室内空気の汚染が原因でした。それを受けて2003年7月にシックハウス規制法が施行され、室内空気の半分を新鮮な空気に入れ換える24時間換気システムの常時運転が、住宅に於いて義務化されてからは換気が確保されている筈です。筈と申し上げたのは電気代の節約のためにスイッチを切っていたり、給気口が閉じていたり或いはフィルターがほこりで目詰まりしていたりなどで、換気が出来ていないケースが多いから。換気扇の電気代は最近のものなら月数十円、古いものでも月数百円ですから、体調を崩すのと比べたら安いものです。フィルターのメンテナンス(洗浄や取替)も3ヶ月に一度位はやっておきましょう。24時間換気がトイレや浴室の換気扇と兼用になっているものも多いので、ご自宅の換気システムがどのようになっているか、今一度ご確認してください。


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2021.03.25
yoshihiko

住まいの価値の見直し

1年以上に及ぶコロナ禍による社会や暮らしの様々な変化は、モノ的なことだけでは留まっていません。もっと、根本的な住まいの価値の見直しを迫っているとも言えます。テレワークにより、家族が家にいる時間が増え、家族仲が良くなったとか悪くなったとか、悲喜こもごものドラマが生まれ、結果、皆が家や家族の意味や価値を改めて問い直すようになってきています。

「住宅すごろく」という言葉がありました。振り出しは都会のアパート暮らし、次に、結婚して賃貸マンションを経て分譲マンション購入。そして、マンションを転売して郊外に庭付き一戸建て住宅を手にしたところで、上がり。と、いうのが昭和の時代に於ける住宅の一般的な消費者動向であり、30代40代の一次取得者層が中心でした。

平成の時代に入ると80代の親を持つ、50代後半から60代の二次取得者層の動きが多くなり、一戸建てを手にした後も建替えたり転居したりとすごろくは続き、上がり(最後)は介護施設に入所、というように消費者動向は変わってきてはいるが、住まいの価値としては駅から何分・土地は何坪・何LDKと資産としての価値ばかりに目がいっているように思います。このような流れの中でのコロナ禍であり、住まいの価値観がどのように見直されていくのか、大いに関心を持っているところです。

私が見直されて欲しいと思うのは、資産価値より、満足出来る家に長く住むことによって得られる情緒的価値です。何十年と長く住むことによって積み重ねられていく家族の思い出は、時間の経過と共にかけがえのないものになっていきます。

資産価値も勿論、高いに越したことはないが、それは家を売却する時しか生まれず、多くの人は相続の時まで家を売りません。

高齢化により、誰もが長生き出来る時代になり、家にいる時間も更に増えていくでしょう。長い老後を思い出の詰まった住まいで穏やかに過ごすことは、経済的合理性以上の価値があります。


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2021.02.22
staff

コロナ禍で欲しいもの

 寒さ厳しいこの頃ですが、膨らみ始めた梅の蕾が春の予感を感じさせてくれています。

皆様、お変わりございませんでしょうか。

コロナ禍となり1年が経ちますが、社会も経済も様変わりしてしまいました。

住宅・建設・不動産業界も同様で、営業・設計・施工・メンテナンスと企業活動の全ての分野に於いて、変化することを迫られています。

 

さて、本欄では前号でお伝えした「withコロナ、afterコロナを見越しての暮らしや間取り、住設機器などの提案」について具体的な内容をご紹介させて頂きます。

「どのような提案がなされているのでしょうか?」 

会社というのはある意味、変化対応業です。世の中が変わればそれに合わせて、商品やサービスを変えていかなければいけません。

今回のコロナ禍によってもたらされた変化は大別すると、テレワークの普及(在宅ワーク対応)と三密の防止策(抗ウイルス対応)の二つです。前者により家は仕事をする場ともなり、在宅時間も増えました。後者では換気や非接触、遠隔操作といったことが求められています。 

暮らしや間取りの提案は前者に対するもので、家の中に仕事場(ワークスペース)を確保し、気分転換や家族との触れ合いの為に中庭やインナーテラス、アウトドアリビングや広いバルコニーといった中間領域(中でも外でもない場所)を設けたプランが主に提案されています。

仕事をする場(ワークスペース)はLDKや寝室、廊下などの一画や収納スペースをリフォームしたりと、いろいろ工夫して何とかなるとしても、気分転換の為に中庭などの中間領域を設けるのは、郊外の広い家ならいざしらず、都心の決して広いとは言えない家の場合は、広さ的に難しいのが現実です。

この場合は屋根の一部を屋上テラスとして出入り出来るようにするのが良いですね。

また、玄関脇に手洗いを設けたり、玄関から直接洗面所に行けるように動線を変えた間取り等も登場していますが、これなどはコロナが収束したらどうするのでしょうか !? 気になるところです。

 

次は住設機器などの提案についてですが、キーワードは「換気」と「非接触」です。順に述べていきますと、

・換気が出来るエアコン

今までのエアコンは換気が出来なかったとは! 気にしてなかったですね。

・ドアを閉めたまま採風出来る玄関扉

コロナ対策で換気が求められている今、玄関扉を開けて風を通らせたいところ

ですが、防犯の心配がありました。両方を成り立たせるのが採風可の玄関扉。

・タッチレス水栓  

駅、高速道路、病院などのトイレの水栓は今やほぼタッチレス。自宅の水栓もタッチレスで家族からの感染を防ぎます!

・シャワートイレ

「日本人のコロナ感染者数が先進諸国と比べて低いのはシャワートイレの普及率が高いからかも?」と誰か言われていましたが、便や尿にウィルスが含まれる可能性が高いとのことで、ペーパーでお尻を拭く際、微妙に手に付きドアノブ等を通じて家族に感染する可能性があるのだそうです。それを防いでくれるのがシャワートイレ。

・IOTアシスト

スイッチを家から一掃します。声で照明やテレビをオンにし、お風呂は外からお湯張り、沸かし。

家族間の接触頻度を極度に減らします。

・宅配ボックス

多くの人と接する宅配のお兄さんとの接触頻度は極力減らしたいところ。

集合住宅向けのイメージが強かったが戸建てにも浸透してきています。

ここ1、2年で一万円を切る安価なものも提案されています。

・システム収納

在宅勤務やオンライン授業を家で行うようになり書類、電子機器類の収納が欲しくなります。

以上、主なものをいくつか上げてみました。中には一過性のものもあると思いますが、何か興味を持たれたものがありましたらお気軽にご相談ください。

皆様のお役に立てれば何よりです。

 

 


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2021.01.10
staff

新年のご挨拶

 あらためまして、新年おめでとうございます。

東京は三が日とも爽やかな冬晴れの中、私は家でおとなしくお正月を過ごしておりました。

皆様はいかがお過ごしされたでしょうか。

正月休みも足早に過ぎ去り、弊社は4日から平常通りに業務を始めております。

 さて、今年の年明けを振り返るに、経済を占う株式市場の大発会では、昨年と同様、安値での始まりでした。

縁起を占う豊洲の初競りでは、去年は一本のマグロに1億9320万円(一昨年は3億3360万円)の値が付いたのが、今年は2084万円だとか。

コロナ禍の中、どこも正月気分どころではなかったようです。

この記事を書いている最中にも緊急事態宣言が発令され、正月気分も完全に吹き飛んでしまった感じですね。

先の読めない2021年の幕開けに際し、今年の注目すべき行事を上げると

1  月 アメリカ大統領就任式

3  月 G7主要国首脳会議(英国)

7  月 東京オリンピック開催

8  月 東京パラリンピック開催

9  月 デジタル庁発足

10 月 衆議院議員総選挙(予定)

などが上げられますが、やはり最大の関心事は「コロナ禍がいつ収束するのか」、「東京5輪は開催されるのか」、ではないでしょうか。

何が起こるか分からない、否何が起こっても不思議ではない昨今の世の中です。

最善だけではなく最悪の事態も想定し、備えをしておくことが肝要です。

冒頭にも記しましたが、コロナ禍が2年目を迎えた早々、2回目の緊急事態宣言が発令されました。

宣言が解除されない限り、景気は厳しくなる一方ですが、住宅・建設業界でも手をこまねいているだけではなく、大手を中心にwithコロナ、afterコロナを見越しての暮らしや間取り、住設機器などの提案が盛んに見られるようになってきています。(これについては来月号の本欄でお伝えしたいと思います。)

弊社もこのような状況の中、コロナ禍を奇貨とすべく、この1年を乗り切っていくつもりです。 

大変な状況ではありますが、今年も皆様のお役に立てるように、またお楽しみ頂けるようにスマイルニュースに取り組んで参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。 感謝


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2020.12.21
yoshihiko

丑(うし)年ってどんな年?

子年(ねどし)が変じて、”コロナ年”となった今年も残りわずかとなりました。

皆様お元気でお過ごしのことと拝察いたします。

昨年末の本欄では、今年の干支の庚子(かのえ・ね)年について「変化への動きがあり、新しいものを作り出していく年」と記しましたが、まさしくコロナ禍を契機とした大変化が、新常態をつくり出したこの一年であったと思います。

来年は辛丑(かのと・うし)、辛丑とはどのような年なのか調べて参りましたので、早速、ご紹介させていただきます。

まずはおさらいをしましょう。

「干支」とは十二支(じゅうにし)を指しますが、本来は「十干(じっかん)」つまり甲(こう)乙(おつ)丙(へい)丁(てい)戊(ぼ)巳(き)庚(こう)辛(しん)壬(じん)癸(き) に「十二支」(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)を順番に割り振っていった「十干十二支」(じっかんじゅうにし)のことを言います。

甲子(きのえね)に始まり、癸亥(みずのとい)で終わる60通りの組み合わせがあることから、六十干支(ろくじっかんし)ともいい、古くから暦や時刻、方位等の表記に用いられてきたものなんですね。

ここからが本題です。

十干の8番目に当たる「辛」(かのと)は、植物で云うと「草木が枯れ、新しくなろうとしている状態」を表し、下にあるエネルギーが上に上がってくるような新たな状態、また字としては新しいと同時に”からい”という意味などもあり、陰陽では陰に分類されています。

「丑」(うし)は十二支の2番目で、植物に例えると種から芽が出ようとする状態を表し、曲がっていたものが伸びるとか、始める、結ぶ、つかむと言った意味があるようです。

丑の語源は、赤ちゃんは出生時に手をにぎりしめている事からとされ、誕生・創造などもイメージ出来ますね。

また、丑年は五行では水気、陰陽では陰に分類されています。

ちなみに、「五行」とは、古代中国の自然哲学の思想で、万物は木・火・土・金・水の5種類の元素からなるという説であり、「陰陽」とは、これも中国の思想で森羅万象、宇宙の全ての事物を様々な観点から「陰」と「陽」に分類する考え方です。

それでは来年の「辛丑」年の運気や兆候についてまとめていきましょう。

「辛」は新しくなること、エネルギーの現出であり、「丑」は芽吹き、伸長を表し、共に似たような意味を持っています。

よって来年は簡潔に「誕生し新たな試みをする年」と言えそうです。

過去の丑年を振り返ると、人類初の宇宙飛行や、日本では自民党から民主党への政権交代、ハイブリッド車のデビュー、コンビニ1号店出店など革新的な出来事もありました。

2020年は新型コロナウイルス・パンデミックによって世界中が多くの困難に見舞われました。

2021年はコロナを克服し、その中から数々のイノベーションが生まれ、希望に満ちた年になるとよいですね。

東京オリンピックの来年開催を信じて疑わない私としては、開催を契機に東京が更に住みやすい魅力的な街になることを期待しています。

来年が皆様にとってすばらしい年でありますように。

感謝

 


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2020.11.16
yoshihiko

進むデジタル化/コンテスト開催します!

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

11月も後半となり、コロナ禍も日常化した感がありますが、個人的に気になっていることがあります。

昨今の身の回りに溢れるカタカナ英語の多さです。

どうにかならないものでしょうか。

日本人のカタカナ英語好きは、コロナ禍やデジタル化によって増長する一方のようです。

最近は単語だけではなく「go to ○△」と文章にもなってきた。(笑) 

知識人と言われる人ほどカタカナ英語を使うのが好きな人種のようですが、日頃、日本語を大切に使いたい私としては、減るどころか増える一方のカタカナ英語表記の多さに、内心戸惑いを感じています。

日本語には、例えば「後生を願う」とか「冥利に尽きる」など、美しい言葉がたくさんあります。

一見、古臭い言葉でいまどき通用しないように思いがちですが、日本の伝統の中で語り継がれてきた言葉には大きな力が秘められています。

カタカナ英語は調べないと分からないし、何か分かったような気になってしまうところが怖い。

私に賛同していただける御仁がいらっしゃればこころ強い限りです。

共に「日本語を守る会」を立ち上げましょう。(笑)

 

さて、コロナ禍の日常化やテレワーク、オンラインなどのデジタル技術の普及により、仕事のやり方や暮らし方が変わりつつあります。

またもカタカナ英語で恐縮ですが、最近、注目したい言葉に「DX」なるものがあり、かまびすしい程メディアの紙面を賑わせています。

デジタルトランスフォーメーションといい、ITやデジタル技術を導入して仕事の効率を高めるだけではなく、もっと深く会社のシステムや方針までも変革し、競争優位に立とうというものです。

日本の会社は欧米や新興国の海外勢に比べると、ここら辺がかなり遅れているらしいので、国もデジタル庁などを新設して応援体制に入ったようです。

 

会社も住まいもどのようなものに変わっていくのでしょうか、気になりますねー。

ですが、未来のことなので誰にも分かりませんよね。

そこで「分からない時はお客様に聞け」とばかりに「未来の住まいコンテスト」なるものを企画しました。

2月に「お客様感謝ディ」を開催以来、イベント等は自粛しておりましたが、コロナ禍でもお客様にご参加して頂けるようなことは出来ないかと考えたものです。

「コロナが収束したらこんな家に住みたい」「こんな住み方もあってもいいよね」等など、どのようなことでも結構ですので、近未来の暮らしや住宅に対する思いやイメージを聞かせて戴ければと思います。

 


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2020.10.16
yoshihiko

小河原建設10大ニュース

10月に入りすっかり秋が深まってきております。

秋といえば実りの秋、読書の秋、芸術の秋、食欲の秋、スポーツの秋などと色々ありますが、弊社にとっては一年の締めである「決算の秋」でもあります。

そこで恒例の、敬彦が選ぶ「小河原建設十大ニュース」をお届け致します。😃

①大和町モデルハウスオープン
昨今、コロナ禍により家にいる時間が長くなり、家の価値が改めて見直されています。このモデルハウスに見学に来られた方が、その価値を感じて戴け、家づくりのお役に立てたら嬉しい限りです。弊社の看板商品である空気のキレイな省エネ住宅(ZEH仕様)「いやしろの住まい+(プラス )」のモデルです。

②コロナ禍の中、オンライン業務の開始
コロナ禍の中でも業務を続けていくため、弊社でもテレワークやオンライン相談会・会議など色いろやってみましたが、様々な面が見えてきているところです。好き嫌いなどと言ってられません。変化に対応していくのみです。それにしてもITやデジタル技術の進歩はすさまじいですね。未だコロナ禍の収束の見通しは見えませんが、非対面や三密を避ける動きは社会構造を変えつつあります。

③来年新卒の内定者は2名
少子化の影響か、とにかく学生さんがなかなか来てくれません。どこに行ってしまったのやら、、。コロナ禍による景気の悪化で「他社さんの求人数が減った分、うちに来てくれないかなー」などと考えてしまう次第です。今年は売り手市場に更にコロナ問題が加わった、難しい採用活動の年でした。

④住まいるクラブの活動停止
まだ少なくとも半年、一年は続きそうな気配ですが、コロナ禍の中でも出来る活動はないのか、色いろ検討しておりますので、今しばらくお待ち下さいませ。2月の「お客様感謝day」を最後に、コロナ禍により、以降の活動が止まってしまいました。

⑤今期もニューフェース入社
また、非常勤ではありますが、デジタルコンサルタントも加入しています。皆さん、自分の持ち場で活躍してくれています。20代から60代のベテランと幅広い年齢層ですが、熱意は甲乙つけがたく皆々やる気満々です。特建事業部の営業担当、住宅事業部の現場担当、リフォーム担当、広報担当及び経理担当として女性3名・男性3名が新たな仲間として加わってくれました。

⑥現場きれいコンテスト殿堂入り
何か有名野球選手になったような感じですが(笑)、首都圏では初めて、全国でも5社目とのことです。これからは益々見られる立場となるので、弛むことなく一層現場キレイに取り組んで参ります。今年のスマイルニュース2月号でもご紹介しました、住宅産業塾主催の「魅せる現場コンテスト2020」で、総合最優秀賞を頂き、3年連続の最優秀賞授賞となるので「殿堂入り」を果たしました。

⑦社用車のイメージアップ
どうぞ街なかで見掛けたら手を振ってあげてください。(笑)会社の社用車の内、リフォーム関係の箱型軽自動車の車体デザインを一新しました。作業服にも使っている若葉色とその対比色であるワイン色で、控え目でいながら目立つデザインとしています。☺️

⑧デジタル推進室立上げ
コンサルタントにも加わって頂けましたので、業務だけではなく仕組みや組織まで含めた変革を行い、お客様により良いサービスを提供して参ります。②のオンライン業務でも記しましたように、今こそデジタル技術を用いて、会社の業務や価値観を変革する時であると思います。

⑨ショールーム”ここから住まいる”の改修計画スタート来春の4月オープンに向け計画が動き出したのですが、コロナ禍により一旦中断。皆様にはオープンの日時が決まり次第、ご報告させて頂きます。コロナ禍の収束を見ながら計画を進めていく予定です。皆様のご来社時に、まずご案内させて頂く1階ショールームがオープン以来8年目となり、かねてから改修を考えておりました。

⑩社長、旅行に行く(他になかったものですから)日本の車椅子対応ベストテンに入るホテルと言うことで期待して行ったのですが、お天気は台風の接近で両日共に終始雨、ホテルも車椅子対応とは名ばかりで温泉には入れず、洗面にも事欠く有り様でした。(泣)が、「行けた」ということに満足しております。以上、弊社の10大ニュースをお届けしました。

車椅子生活も7年目に入りましたので、会社と自宅の往復だけではなく、行動半径を伸ばしていきたいと思います。最後になり私ごとで恐縮ですが、怪我以来6年振りに一泊2日の箱根温泉旅行に行って参りました。

来月から始まる第52期も皆様方のお役に立てるよう、社員一同一層仕事に精を出して参りますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。

 


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2020.09.16
yoshihiko

遮熱と断熱の違いって(後編)

9月に入っても残暑厳しい日々が続いております。

長きに亘った安倍政権も終焉を迎え、新政権がスタートしました。

新政権には、まず来年の東京オリンピック開催決定、という幸先の良いスタートを切って欲しいものです。

さて、今号のスマイルニュースでは遮熱について、家づくりの段階に応じて、具体的な事例を上げながらご紹介していきたいと思います。

まず、家の設計段階で考慮しておくべきものでは

  1. 南面した窓の上に庇を付ける窓や外壁の保護にもなりまた外観のデザインともなります。断熱材との絡みを十分に検討した上で設置すれば、家が熱くなるのを抑えてくれます。南面以外の窓にはガラスにフィルム等が張られた遮熱効果の高いサッシを取付ければ効果的です。(南面の窓では冬場の採暖が取れなくなるので注意です。)
  2. 次からは建物が完成後や既存住宅でも出来るものです。
  3. ③遮熱性の高いアルミサッシを選ぶ
  4. ②屋根や外壁の中に遮熱シートを設置
  5. 南向きでないと効果はありませんが、出寸法により日射を夏は遮断、冬は取り込むことが出来ます。
  6. 窓ガラスの内部か外部に遮熱材設置④窓に遮熱フィルム等を張る⑤屋根や外壁に遮熱塗料を塗る以上、主なものを5つ程上げました。前述のような遮熱を考えた住宅であれば、暑い夏を省エネで涼しく過ごすことが出来ますので、参考になさってください。
  7. 昨今建てられている新築住宅は高断熱化が進み、冬は小さなエアコンでも暖かく住めるようになってきていますが、夏の場合は高断熱であっても、遮熱のことを何も考えていないと家の中は暑くなり、冷房も省エネでは済まなくなります。
  8. 遮熱塗料は屋根や外壁の温度上昇を抑えるので、夏場は良いのですが冬場は暖かさを取込みにくくなりますが、猛暑の夏の遮熱のメリットの方が大きいですね。
  9. 朝日や西日が当たる窓に張ると効果的ですが、フィルムによっては部屋の中が暗くなったりします。また網入りガラスに張るとガラスが熱割れを起こすので注意が必要です。
  10. この場合の遮熱効果は、ガラス自体には遮熱効果がないので、何もしないと0%つまり効果なし、窓の内側に付けるカーテン等は40%位の削減、外部の簾や外付ブラインドで80%位の削減です。よって窓の遮熱は外部の方が大きな効果があります。

 


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2020.08.11
yoshihiko

遮熱と断熱の違いって(前編)

「涼しかった梅雨も明け、暑い夏が到来しております。2020年オリンピックも一年後に迫りました。」これはちょうど1年前の本欄の書出しです。

まさか今年も使えるとは思いませんでしたが、今度こそ1年後には東京オリンピックが開催されていてほしいものです。

さて、夏本番となり厳しい暑さが続いています。

家であれ会社であれ、エアコンが欠かせない毎日です。

そこでスマイルニュース今号では、暑い夏を少しでも涼しく過ごせるように、家の遮熱と断熱について考えてみましょう。

まず、「遮熱とは日射つまり太陽の光を反射させ、熱の吸収を抑えることにより温度の上昇を防ぐこと」であり、「断熱とは熱を伝わりにくくすることです。」家の場合、断熱材がその役割を果たします。

遮熱にしても断熱にしても冷暖房の省エネ化につながるので、家を建てるにしても リフォームするにしても、これからは必須と言えるほど積極的に取組むべきテーマです。

では、ここで基本的なことをおさらいしましょう。

「そもそも夏が暑く、冬が寒いのはなぜなのか?」

それは夏と冬では太陽の位置が異なる為、夏の日射角は高く、冬の日射角は低くなります。それが太陽の日射の強弱、つまり我々が体感する温度差となっている訳です。ですからわかり易く言うと「夏を涼しく過ごす為には、如何に太陽の日射を遮熱するか」であり、「冬を暖かく過ごす為には、如何に太陽の日射を取込み、家の断熱性を高めるか」ということなんですね。

「そんなことは当たり前だ」と言われそうですが、それがなかなか住宅において出来ていなかったのです。

断熱性を高めることは、環境意識の高まりやエコハウスの普及またヒートショックの予防などにもつながることから、平成の時代に長足の進歩を遂げましたが、遮熱を考えて設計された家は未だに少ないと言わざるを得ません。

夏の暑さが昭和、平成、令和と時を経る毎に厳しくなっている昨今、我々家の作り手こそ、夏を涼しく過ごす為の「遮熱」に関して本格的に取組んでいかなければいけないと思っています。

そろそろ紙幅が尽きてきたようです。

次号「後編」では、遮熱について掘り下げていきますので、どうぞお楽しみにお待ちください。

 


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2020.06.30
yoshihiko

新型コロナウイルスの影響[4]

5月25日に 緊急事態宣言が解除され、日本の社会・経済も段階的に日常生活を取り戻しつつありますが、コロナウイルスが消え去った訳ではありません。

この先、依然としてこの国を覆っているコロナ雲が、霧散して青空が広がってくれるのか、或いはまた厚い雲に覆われていくのか、まだまだ見透しすることは出来ません。

今回のコロナ禍の世界的流行により、社会・経済は甚大な打撃を受けました。

その影響は大きく、コロナ禍が終息しても、社会は以前のようには戻らないだろうと言われています。

何が、どの様に変わるのでしょうか。

 

二つの大きな変化が予想されています。

一つは、感染の恐怖や政府による外出自粛要請による「社会のデジタル化の進展」です。

三密を避ける為に例えば、個人の行動では買い物→Eコマース・ネット販売、仕事→テレワーク、医療→オンライン受診、企業ではリモートワークの推進、AI・ロボット・ドローン等の活用が各所で進められています。

二つ目は「生活や価値観の変化」です。

今回のコロナ禍の規模と広がりを踏まえると、過去の同じような災禍、例えば昭和の敗戦、バブル崩壊、東日本大震災の後がそうであったように、人々の価値観や生活に大きな変化が生じる可能性が高いと思われます。

具体例を上げると、緊急避難的に行ったオンライン会議やテレワークが、「使える」ことが分かり、多くの企業に普及しています。

このことは、「仕事は会社でするもの」というこれまでの価値観から「仕事は在宅や家の近くのサテライトオフィスなどでする」という価値観への転換であり、人々の生活を都心から郊外へと促していくものとなるでしょう。

それは消費や労働のイエナカ化の進行であり「住まい」の価値を高め、オフィスは机をならべて業務する場所から、社員を結び付けコミュニティや企業風土の形成を促す場として再定義されます。

そろそろ紙面が尽きて参りました。

最後にこれまで本欄でもご案内してきました弊社の緊急事態宣言下での「お客様への対処方針」も宣言解除と共に廃止し、現在は通常営業に戻しております。

お客様に安心してご来店戴けますよう、三密を避け、マスクの着用、手指の消毒等の感染予防策は引き続き続けております。

緊急事態宣言期間中は皆様にご迷惑をおかけしたことをここで紙面をお借りしてお詫び申し上げます。


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