賃貸ビル・マンション建築・修繕 小河原建設の非木造事業

ブログ BLOG

2022.06.02
staff

続く値上げラッシュ!

薫風爽やかだった季節からそろそろ梅雨に入るのでしょうか。

皆様、お変わりありませんでしょうか。

コロナで冷え込んだ景気も、この時期の気候のように暖かくなって欲しいところですね。

 

さて、以前から食料品や日用品、ガソリンや木材などの値上げが気にはなっていましたが、新年度に入った先月(4月)以降、住宅・建設関連の主だったメーカーから資材、建材、内装材、住設機器などの値上げ通知が相次いで発表されています。

 原因は長引くコロナ禍やウクライナ情勢による工場の稼働停止や減産、燃料費の高騰、物流網の停止などですが、いずれも一時的なものではなく、今後も続く気配が濃厚です。

 

長年、住宅・建設業界に身をおいてきましたが、今回のような広範囲で大幅な値上げラッシュや品不足による納期の遅延は経験したことがありません。

 業界では値上げによる利益の減少や納期遅延による代金受領の遅れなどにより、資金力の乏しい会社の破綻なども、既に起きているようです。

 察するに値上げによる工事費のアップは少なくとも工事費の10%以上、納期はモノによっては3〜4ヶ月遅れのものも出てきています。

 従前からの業界の課題である人手不足と高齢化なども鑑みると、建物づくりが危機的な状況になってきているのではなどと感じてしまうほどです。

 家のリフォームなどをお考えの方は住宅会社とコストや工期など慎重に打合せをして、材料や機器の手配は早め早めにすることをお勧めします。

 

令和も4年目に入っていますが、住宅には耐震性はもちろん省エネ性や耐災害性、ITに対応したスマート化など高性能化がますます求められるようになっています。

その分、建築費は上がるわけですが、そこに今回の値上げが加算されてくると、新築住宅は高嶺の花となり、持てる人と持たざる人の格差が進んでいくことになります。

 持たざる人は賃貸暮らしか、中古住宅を購入しリフォームするかのいずれかになってくる。

 

今だに新築持ち家志向の強いわが国ですが、賃貸派、中古住宅派が増え、住まいへの意識も多様化していくでしょう。

2022.04.22
staff

新年度のスタート

一日の寒暖の差が大きいこの頃ですが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。

 

4月から新年度がスタートし、各地で恒例行事である入社式・入学式が行われました。

そんな光景を目にし、思わず我が事が思い返されますが、昨年10月の本稿「小河原建設十大ニュース」でもご紹介しましたように、弊社にも初々しい仲間が3名加わり、フレッシュな風が吹いています。

 

さて、この4月から私たちの暮らしや実務にも関わりのある、新たな制度や取り組みが始まっています。

ご存知の方も多いと思いますが、まずは、使い捨てプラスチックの排出量を減らすための、「プラスチック資源循環促進法」が施行されました。

これまで無料であったコンビニのスプーンやフォーク、ホテルの髭剃りやくしなどが有料化されます。

また、成年年齢が20才から18才に引き下げられ、18才、19才であっても親の承諾なしに、一人で諸々の契約が結べるようになりました。先行して行われた選挙権の付与もあり、名実共に成人と見なされ、大人の仲間入りです。

 

弊社の属する住宅・不動産業界に於いては、デジタル化への対応として宅建業法が改正され、契約書や重要事項説明書などの書面の電子化が解禁となりました。これにより売買や賃貸などの不動産取引の一気通貫でのオンライン化が実現し、関係者がわざわざ顔を合わせなくとも取引成立です。

マンションの管理に関しても「改正マンション管理適正化法」により「マンション管理計画認定制度」というものが創設され、現在の中古マンションの二つの大きな課題である、「建物の老い」と「入居者の老い」による建物管理機能の不全、その先にある建物のスラム化を防ぐ方策となることが期待されています。

 

付け加えるに、長引くコロナ禍に加え、戦乱の発生などもあり、今月から様々な建材や資材、住宅設備機器などが値上がりしています。

また、5月から予定されている電気料金の値上げや10月からは昨今の頻発する自然災害の激甚化により、火災保険も平均して約1割強の値上げが予定されています。

 

新しい制度の創設や諸々の品の値上げで幕を開けた新年度ですが、他にも長引くコロナ禍や戦禍の影響、そして人材採用難にデジタル化への対応と、難しい課題や問題が山積しています。

いつの時代も問題多きが世の常でもあります。

 

弊社も気持ちを新たにするべくホームページを刷新しました。

弊社の特徴を見やすく、わかりやすく訴求し、スタッフ紹介なども最新のものにしています。お時間のある時にでもご覧頂ければ幸いです。

2021.10.29
yoshihiko

小河原建設十大ニュース

10月に入りコロナ禍による緊急事態宣言が解除されました。ワクチンの接種も進み、治療薬の実用化も近いようです。このままコロナ禍が収束してくれることを願いながら、この時季恒例になりました、敬彦が選ぶ「小河原建設十大ニュース」をお届け致します。

① 来春の新卒3名、内定決定
去年同様、今年もコロナ禍の中、オンライン会社説明会を開催しました。数十名の参加を期待しましたが、実際は十数名。😓
建設業界の新卒採用戦線は変わらず厳しいです。面接にて絞り込み、男性3名に内定を出しました。来年の4月1日の入社が待ち遠しいです。

②ニューフェース2名入社
一人は住宅の女性インテリアコーディネーター、もう一人は社員大工の男性です。二人とも住まいづくりの貴重な戦力として活躍してくれています。今後の一層の活躍が楽しみです。

③社内DX(デジタルトランスフォーメーション)化進行中
昨年、ITに詳しいコンサルタントにも加わって頂き、「デジタル推進室」を立ち上げました。そこが中心となって社内、現場ともに、これまでやってきた業務をIT機器やソフトを導入することによって、時間の短縮や効率化を図っている真っ最中です。新しい機器やソフトも次から次に世に出回ってきています。今は文字通り大きく変わる大変化の時ですね。

④社内のパソコン取替、社員へアイパッド支給
上記③にも関連することですが、購入してから1年半程のパソコンを全て入替えました。理由はレスポンス(反応)が遅すぎるから…。(涙) 思わぬ出費になってしまいましたが、業務のスピードアップやDXを進めるには不可欠のことなので思い切って実施しました。何をするにも先だつものが必要ですね。

⑤ 大和町モデルハウス、フル稼働中
昨年オープンしました、空気のキレイな省エネ住宅「いやしろの住まい+(プラス)」がお陰様で好評を博しています。コロナ禍の中での限定公開ですが、現在でも見学申込みが相次いでおります。😊
興味のお有りの方はお気軽にご連絡ください。ご案内差し上げます。

⑥ホームページの刷新に着手
会社のホームページ開設以来、何度か改定や作り変えを行って来ましたが、3年ぶりにガラっと刷新します。ホームページは会社の顔ですので、わかり易く、動画等も組み込む予定です。来春の完成前にはまた、本欄でもお知らせいたします。

⑦社内、現場共にコロナ感染者0
猛威をふるい続けたコロナ禍ですが、お陰様で大事に至ることなく現在を迎えています。私の主治医の好意で関連会社の社員も含めて社内接種も行うことが出来ました。ワクチンも普及し、飲み薬の開発も進んでいるようです。もうしばらくの辛抱ですね。

⑧未来の住まいコンテスト開催
長引くコロナ禍でお客様感謝dayやバスツァーなどの開催がままならない中、何とかホームオーナー様と接点が持てないかと一計を案じ、当コンテストを企画しました。多数の方にご応募頂き、改めてお礼を申し上げます。

⑨YouTube動画毎月更新中
テレビも見ない、新聞も読まないという人が増えています。では何を見ているのかというと、YouTubeなどのSNS。
広告・宣伝手段がチラシやポスターからネット広告に変わってきています。
弊社も見よう見まねでモデルハウス見学や現場キレイの動画をYouTubeにアップしていますので、ご覧頂けたら嬉しいです。

⑩ ケアリフォーム研究会の全国大会参加
ケアリフォームとは重い障碍を負った方が家で生活出来るようにする為のリフォームです。4年前に当会に入会以来、始めて東京で行われた全国大会に参加しました。こうしたノウハウを持った工務店さんは、まだまだ少ないのが実状です。
経験と専門知識が要求される仕事なので地道に取組んでおります。

最後に、今期(52期)一年間大過なく、社員一同皆元気で仕事に励むことができました。これも一重に皆様方のご支援ご協力があるからこその賜物です。11月から始まる来期53期も皆様方のお役に立てるよう、一生懸命仕事に精を出して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。 

 感謝

2021.09.25
yoshihiko

住宅の耐水害性への取組その2

前回に続き今回は、最新の耐水害住宅の取組をご紹介します。

前回では「①家屋に浸水させない。」為の対策を記しました。今号では「②家屋内に浸水しても水を抜き

易く、復旧工事を最小限に押さえる。」為の各種対策です。

②が想定しているのは1階の床から1m程の床上浸水であり、浸水した部分の修復作業をしやすくする

工夫をこらしているのが特徴です。

まずは基礎からです。

溜まった水を抜きやすくする為に、ベタ基礎というコンクリートの版に水勾配を付け、釜場と呼ばれる

集水ピット(30cm角で深さ20cm程度)を数ヶ所設けておきます。  

水害後、そこに排水ポンプを設置し基礎に溜まった水を排出します。

基礎に水が溜まるのは比較的によくあるケースで、漏水や結露によっても溜まる時があります。

これは通常の住宅でもやっておきたい取組ですね。

次は室内を見てみましょう。

床上浸水で問題なのは、一般的に使われている壁の中や床下のグラスウール断熱材や石膏ボード、床の 複合フローリングといった新建材が濡れてしまうことです。

水に弱い新建材は一旦濡れてしまうと再利用が出来ず、廃棄することになります。

そこで想定浸水深より上に木製の見切材を入れ、そこで張り分けておけば、濡れた部分だけの張替えで

済み、手間も材料も節約出来ます。

床材もムク材を使えば洗浄後表面を削り直し、再利用が出来ます。 

キッチンやユニットバス等の設備も泥水での汚れを洗浄出来るようにしたホーロー製やステンレス製の

ものを使用します。設備機器は金額も張るので是非、再利用したいですね。

最後にご紹介するのは床上浸水が1階の天井付近まで達しても、建物の外壁の中まで洗えるように

した家です。

これまでなら解体、建直しになるところですが、天井と壁の取合い部分に設けた隙間からホースを差込み外壁内部を洗うことが出来ます。

壁の下地材の組み方を水が流れ落ちるようにし、断熱材は耐水性のものを使用、濡れた仕上げ材や石膏

ボードは廃棄しますが、床はムク材を使い廃棄ロスを極力少なくします。

洗浄後は乾燥機で室内や基礎を素早く乾燥させ、カビなどの発生を防ぎます。

建替えに比べたら手間と費用は雲泥の差ですね。

いろいろご紹介してきましたが、普通に家を建てた場合に比べて耐水害住宅のコストはそれなりに

掛かりますが、対策を講じていれば水害が起こり浸水してしまった時に「やっておいて良かった」と

思えるのではないでしょうか。

そして、浸水被害は一度きりとは限りません。

自然災害に対して耐震性だけではなく、リスクがあれば耐水害性も備えて置くべき時代です。

2021.08.05
yoshihiko

住宅の耐水害性への取組その1

連日、30度以上の暑い日が続いておりますが、この暑い中でもコロナ予防の為のマスク着用は欠かせません。夏バテや熱中症のリスクが高まりますので、皆様、体調管理には十分注意してお過ごしください。

さて、梅雨時から夏にかけて毎年のように各地で水害が発生しています。

今年も6月末から7月にかけて、発達した梅雨前線により記録的な大雨となり、熱海市はじめ日本各地で大きな被害をもたらしたのは、記憶に新しいところです。

7月豪雨での発表された被害は、床下浸水225棟、床上浸水892棟!

これまでは家屋が浸水被害を受けた場合、浸水深が1階の2/3以上であれば、ほぼ建替えとなり、2/3以下の浸水であっても復旧や仮住まい等で大きな出費が必要となっていました。

浸水リスクの高い地域では毎年のように浸水被害を受ける家屋もあり、ここにきて、行政による開発規制が強化されつつありますが、まだ緖についたばかりです。河川氾濫で被災する恐れがある地域になんと国民の3割近くが住んでいるという現状に対し、住宅業界でも浸水被害を最小限にとどめようと、耐水害住宅の開発が進んでおります。どのような取組がなされているのか!

今号と来号でその一端をご紹介します。

まず、耐水害住宅の考え方(設計方針)には二つあります。

①家屋に浸水させない。

②家屋内に浸水しても水を抜き易く、復旧工事を最小限に押さえる。

行政から公表されているハザードマップを見ると、その地域の浸水深がどの位であるかが分かりますので、リスクの程度に応じてどこまでやるか、対応策を決めていくことになります。

①の方針で想定浸水深が1m程の場合は、高さ制限等がクリア出来るなら盛土や高基礎にし、1階の床を地面から1m以上高くし浸水を防ぐことは、今までも行われてきていますが、それが出来ない場合はどうするか? 浸水してくるであろう建物外周部の基礎と外壁の境い目、玄関扉、掃き出し窓等の水密性を高めるか、或は扉の前に着脱式の止水板を取付けて浸水を防ぐという方法です。エアコンの屋外機や給湯器等も水没しない高さに取付けて置かなければいけません。

①で想定浸水深が1m以上、家屋の2階や屋根まで達する場合はどうするか?

前記と同様、扉や窓の水密性を高め、窓ガラスは水圧で割れないよう強化ガラスとし、換気口には止水弁、排水管には逆流防止弁を取付けます。家屋内への浸水を防げても、水害時に屋外の水位が一定の高さ(3m程)を超えると浮力によって家が浮き、流失してしまう恐れがあります。よって、1階を木造ではなく、より重い鉄筋コンクリート造にして、浮き上がらないようにした家や、敷地の四隅に係留装置を付け、家が浮いても水が引いたら元の位置に戻るようにした家などユニークな取組も出てきています。

そろそろ紙幅が尽きてきたようです。

この続きは次号にて。

2021.07.07
yoshihiko

近未来の家づくり-施工編-

7月に入り梅雨らしい日が続いていますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。

先月の本欄では「近未来の住まい」と題して、進化するIOT(家電や住設機器をインターネットにつなぐ)やICT(情報通信技術)を用いたスマートハウスと呼ばれる住宅での便利で快適な暮らしが、もうすぐそこまで来ていると話しましたが、今号ではその姉妹編として最新技術を用いた「近未来の家のつくり方」の一端ををご紹介します。

これまでの家づくりは木造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造問わず現場にて鳶(とび)・土工が基礎をつくり、木造なら大工さん、鉄筋コンクリート造なら型枠大工と鉄筋工と生コン屋さん、鉄骨造なら鉄骨工と呼ばれる職人さんが、骨組つまり躯体の棟上げ(上棟)をおこない、仕上げ工事に入っていくという流れでした。昨今では職人さんの高齢化或は引退等での減少による人手不足を補う為、現場での作業を減らす為に、工場で壁や床を作りパネル化し、現場ではそれらを組み上げていく省力化・省人化工法が盛んに行われるようになってきていますが、画期的な工法が登場してきています。

国内外で建設現場への導入に向けて技術開発が進んでいる3Dプリンターによる建物(躯体)づくりです。

「プリンターで家をつくる?」ちょっとピンとこないかもしれませんが、欧米の先進企業では既に実用化されているのです。普通のプリンターはインキで紙に印刷しますが、建設用3Dプリンターはインキの代わりにコンクリートを吐出して、紙上ならぬ工場或いは現地で建物の躯体を作り上げていきます。

例えばアメリカのmighty billding社はHPでもアップしていますが、3Dプリンターによるモダンな感じの平屋の家を売りにしている。また、ドイツのPERI社はなんと2階建ての住宅の躯体を3Dプリンターを用いて二人でつくり上げています。3Dプリンターの特徴は工場で作った部材を現場で組上げるだけではなく、現場でも作業が出来る為、省人化・省力化が図れます。日本でも大手建設会社が公園のベンチとか橋桁などを作っていますが、技術開発が進み住宅などの建物に使われる日もそう遠くはないでしょう。

2021.06.17
yoshihiko

近未来の住まい

6月初めは梅雨の前に夏が来たような陽気が続いておりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

先日開催しました「未来の住まいコンテスト」では、様々なご提案を戴き、ありがとうございました。

今までにはない、何か新しいものを考えるときには、経験や知識、想像力が問われますが、私のようにこの道一筋40年以上ともなりますと、既成概念や先入観が邪魔をするもの。自由奔放な案を拝見し「こう云うのもありか!」と頭が少し柔らかくなった様な気がします。(笑)

そこで今回のブログでは「未来の住まい」を予測させる最新の状況についてお話ししたいと思います。

 弊社の中野区大和町のモデルハウスもそうですが、地球温暖化防止の為、CO2削減を目的としたZEH(ゼッチ)と呼ばれる、性能の高い省エネ住宅が普及してきています。屋根に太陽光発電パネルを設置し、家の電気の使用状況を可視化したシステム(HEMS)を搭載したもので、スマートハウスとも呼ばれていますが、スマートハウスの発祥地は日本ではなく、実はアメリカなんです。あらゆるもので先進的な国だけあり、住宅に於いても日本より先行し、ZEH仕様の他に電気使用量の管理、ホームオートメーション、スマートロックやスマートスピーカ、センサーによるセキュリティなどの導入がハイピッチで進んでおり、2024年にはアメリカの家の約半数がスマートハウス化すると云われています。日本も後続ながら最近はコロナ禍やSDGsの影響もあり、スマートロックやスマートスピーカ等の導入も徐々に進み、2026年にはスマートハウスの普及率は40%ほどになると予測されています。

アメリカと違い、日本の場合は今後も少子高齢化の進展という課題を抱えています。家庭に於いても炊事、洗濯、片付け、掃除といった家事にかける時間を削減する為のホームオートメーションの設置が求められるでしょうし、増々増加する単身世帯には、スマートハウスによる見守り機能も必要となるでしょう。

おぼろげながら見え始めた近未来の住宅の姿ですが、共通して言えるのは、使用エネルギーの管理やホームオートメーション、セキュリティ、見守り機能などのスマート機能を持ち、そしてそれらを統合管理出来る「家全体のコントロールシステム」を備えた家ではないでしょうか。

近未来の家での暮らしはすぐそこまで来ています。

2021.05.05
yoshihiko

 DX推進元年

「薫風爽やかに、木々の若葉が青空に映える季節です。」と時候のご挨拶で始まりたいところですが、

わが国は依然としてコロナ禍という暗い雲に覆われたままです。
世界を見れば、切り札となるワクチン接種が既に国民の50%程となり、地域によっては日常を取り戻している国も有るようですが、わが国の接種率は5月初旬時点で1〜2%と医療関係者にも、まだいき渡っていない状態とか、ようやく接種通知がきても日時の予約を取るのに電話もネットもパンクして繋がらないとか………😓。
今回の災禍は頻繁に経験する地震や台風等の自然災害ではなく、ウィルスによる未曾有の特殊災害とはいえ、もう少し速やかに、手際よく出来ないものでしょうか。非常事態時の対応で、その国の普段からの危機管理意識のレベルが分かるといいますが、オリンピックがほんとに出来るのか、少し不安になってきました。

 さて、弊社の緊急事態宣言下でのお客様への対処方針については、紙面の関係で内容は割愛しますが、既にご案内している通りであり、変更はございません。
何かとご不便をお掛けしますが、引き続きご理解の程よろしくお願い申し上げます。

 今回のコロナ禍も既に1年半近くになり、経済も社会も世の中が様変わりしてきていますが、建設・住宅・不動産業界でも同様、大手や先進的な企業を中心にVRでのモデルハウスや設計及び施工のリモートワークの実施、現場でのドローンやロボットの活用、営業やメンテナンスのAI活用などなど、予想された以上のスピードでIT化・デジタル化が進展し、業務の革新が行われています。我々中小企業も例外ではなく、同様に変革を迫られています。弊社もお客様により一層良い建物やサービスを提供出来る企業となる為に、今期52期を「DX元年」と位置づけ、ホームページ上でのVRモデルハウスのオープンやユーチューブ等のSNSでの情報発信、社内では工事、経理、総務などの各部門に於いて、IT化・デジタル化を進め、業務の改善に繋げていきたいと思っています。
52期も先月末で前半を終え、今月から後半に入っていますが、新卒2名と中途採用1名が新しい仲間として加わり、社内にも新しい風が吹き始めています。

また、来年の新卒採用では、初めてオンラインによる会社説明会等も行っております。内定者が決まりましたら、また本欄でもご報告させて頂きます。

 最後になりましたが、「未来の住まいコンテスト」へのご応募、ご参加、ありがとうございました。

ユニークなものや頷けるもの、個性的なものなど、楽しく拝見させて頂いた上での社内審査の結果、

優秀賞はじめ各賞も決まり、皆様にお届けしております。 どうぞ、お楽しみください。

2021.04.27
yoshihiko

換気の仕組みの再確認 その2

東京都は3回目の緊急事態宣言が発令されてしまいました。この時期昨年同様ですね。コロナ渦も長期化してくると少々疲れ気味ではないでしょうか。大型連休の前ですがわくわく感がありませんね。

気を取り直して前回の続きの住まいの換気について考えてみましょう。

24時間換気システムがない家の場合では一番簡便な方法は、トイレや浴室の換気扇を常時運転し居間やお部屋の外壁に直径10cm程度の給気口を設け、”空気の通り道”をつくることによって換気を確保することです。換気は空気の入口と出口を確保し、空気の通り道をつくることが大切で一方だけだと換気は出来ません。

また、気を付けて頂きたいのは、一般的なエアコンには換気機能はないということ。エアコンを運転すると空気が動くので換気されている様に感じますが(私もそうでした。(笑))、空気を循環させているだけです。最新のものには換気機能も付いているようですが、コロナ以前のものにはまず付いていないとみてください。

最近の住宅は高気密、高断熱化が進んでいますが、適切に機能させるには正しい利用とメンテナンスが欠かせず、それが効果的な感染対策にもなります。空気は目に見えませんから定期的に各種設備の点検・メンテナンスを行い、安心・快適な室内空気環境とする意識付けが必要です。

2021.04.03
yoshihiko

換気の仕組みの再確認

コロナ禍も1年以上となりコロナ疲れの感がありますが、感染予防には換気が大切だと云うことは、十分ご承知の通りです。

今回と次回2回に分けて換気の仕組みについて考えてみたいと思います。

この時期は花粉飛散とも重なり、また、中国大陸からは招かねざる客である黄砂やPM2.5などもやって来たりするので、うかつに窓も開けていられません。そこで本稿では窓を開けずに効率よく換気をするにはどうしたら良いか、考えてみましょう。

「換気」を辞書で引くと「建物などの内部の汚れた空気を排出して、外の新鮮な空気と入れ換えること」とあります。コップの水がかき混ぜないと腐ってくるように、閉じられた空間の空気も、何もしないと汚くなってくるものと思ってください。20年ほど前に新築の戸建てやマンションで入居者が体調を崩したり、アレルギー反応をおこすというシックハウス症候群が社会問題となりました。

当時使われていた建材に多くの化学物質が含まれ、片やアルミサッシなどの採用により住宅の気密性が高まっていたことによる室内空気の汚染が原因でした。それを受けて2003年7月にシックハウス規制法が施行され、室内空気の半分を新鮮な空気に入れ換える24時間換気システムの常時運転が、住宅に於いて義務化されてからは換気が確保されている筈です。筈と申し上げたのは電気代の節約のためにスイッチを切っていたり、給気口が閉じていたり或いはフィルターがほこりで目詰まりしていたりなどで、換気が出来ていないケースが多いから。換気扇の電気代は最近のものなら月数十円、古いものでも月数百円ですから、体調を崩すのと比べたら安いものです。フィルターのメンテナンス(洗浄や取替)も3ヶ月に一度位はやっておきましょう。24時間換気がトイレや浴室の換気扇と兼用になっているものも多いので、ご自宅の換気システムがどのようになっているか、今一度ご確認してください。

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