都心の狭小住宅でも、光と緑を。
こんにちは!中野区の工務店小河原建設の住宅事業部の佐藤です。
弊社が主にお手伝いしている中野や杉並エリアでは、都心ということもあり、狭小住宅のご相談も多く寄せられます。
わが社の設計では最大限自然の採光を取り入れ、通風を考え、自然エネルギーを取り入れたパッシブデザインを心がけており、厳しい条件の中、わが社の設計担当の腕が光ります。私は作図担当なので、設計担当の方々はよくこの条件で上手だなぁといつも感心してしまいます。それでも細長い敷地で隣地との距離が近かったりすると、1階部分の採光が難しいことも…。
何とかならないのかなと思いながら、先日、素敵なプランを本で見つけ、遊びで実際の敷地にはめこんでみました。実際のプランより間口が狭く、あちこちちょっと成り立っていないかもという部分や、容積率も使い切れていない部分もあり、この面積でこの取り方は現実的ではないかなと思いましたが、それでも狭い敷地でも、緑と光を取り込んだ心地よい暮らしが実現できそうと思い心が躍りました。
都心の限られた敷地でも、明るく、心地よい住まいづくりは可能だと思います。
「狭いから」「都心だから」と諦める前に、ぜひ一度私たちにご相談ください。
日曜の朝に
おはようございます。
東京中野区の工務店:小河原建設 住宅事業部設計担当の高橋です。
今、日曜日の午前中、おはようございますの時間帯でのおとどけです。
今日は打合せもたまたまなく休日担当でもないので休日の日曜日と言うことでリアルタイム「日曜の朝に」となります。
となれば「暮らしのコラム」ということになるので4/29の続きということで・・・
その時、次は間取りの話と言っていました・・・
これからの「暮らしのコラム」、取りのことに触れていきます。
まずはこれを

2025.5.18 間取りの話
同じ形の土地でもまず敷地面積の大小、前面道路接道位置が東西南北(方角)どこなのか、接道が一方向または角地か、建ぺい率・容積率や北側の高度斜線はどこに掛かるかなど法規的なことも・・・
様々な条件が絡み合い様々な形になるのです。
建て替えの方は土地が決まっていますのでその条件を計画に取り入れていけばよいのですが、新規に土地を探している方はこれを考えてしまうと迷ってしまいます・・・
ただそこで悩んでしまうと身動きが取れません。
そこで重要なのが
「住まい」ですからそこに住まうことが目的なので、そこに住む人は何をしたいのかが重要なのです。
どんな住み方がしたいのか?何をしたいのか?
今の住まい方、近未来の住まい方、遠い将来の住まい方人など、それぞれ個人違います。
これは一緒に設計をお手伝いする私たち建築士では決めることができないことなのです。
まずは夢を全部書き出してみるのが必要です。
出来る出来ないは関係ありません。
潤沢な資金と広大な敷地があれば夢は100%かなうかも言しれませんが・・・そんな人はいないのではと・・・
その夢に優先順位をつけていくのが住まいづくりの設計という工程ではないかと・・・
そのための間取りのお話:これからしばらくこの「暮らしのコラム」のお題といたします。
と言うことで今日はこの辺で失礼いたします。
よい日曜日をお過ごしください。
日曜の朝に
おはようございます。
東京中野区の工務店:小河原建設 住宅事業部設計担当の高橋です。
中一日の登場です・・・番外編のようなものでしょうか・・・
今日は「昭和の日」ということで自分も休日なので・・・
まだ今月の「暮らしのコラム」やっていない!ということで本日は「暮らしのコラム」ということでは始めます。
今まで面積の話をしてきましたが、次の展開からは間取りの話へと考えています。
その前に面積と間取りにもかかわる北側:高度斜線の話を・・・
住宅設計となると第1種低層住居専用地域での計画も多いのですが、この地域は10m以下の建物建ぺい率も40%~60%、容積率も80%~150%と敷地の空地を取り、階数も3階までということで制約があります。
その中では高度斜線は厳しい制限のひとつではないでしょうか、それがこちら

2025.4.29第1種低層住居専用地域の第1種高度斜線
この第1種高度斜線、北側に寄せると2階の天井高さが十分に取れません、頭に当たる低さになります。
2階の天井高さを確保するには建物の配置を北側隣地境界線より離すとか、1階の階高を低くする、建物を掘り込み地盤面からの高さを低くするなどの工夫が必要になります。
これが間取りにもかかわってくるのです。
低くて良い空間、住まいの中にはあります。
いろんな兼ね合いを考えながら間取りは検討されていくのです。
また、この図を見ていただけるように、第1種高度斜線は北側の隣地建物に対しては好条件をもたらしてくれます。
2階は隣地に近くても十分採光が得られるという点です。ということで1件の住まいで見るのと、街並みで見るのと双方のバランスが必要とも言えます。
と言うことで今日はこの辺で失礼いたします。
それではよい休日をお過ごしください。
日曜の朝に
おはようございます。
東京中野の小河原建設 住宅事業部 設計担当 高橋です。
本日も帰宅後くつろぎ前のブログでの登場です。
改めましてこんばんは。
今日も仕事の日曜日、打合せがありましたので・・・
寒いですがお花見兼ねてでしょうか街にはいつもの日曜日より賑やかな感じで・・・
さて今日は3月最後の日曜日・・・
あっという間にもう4月が間もなく・・・早すぎます・・・
暮らしのコラムやらなければ・・・
前回は建築面積(建ぺい率)延床面積(容積率)の話をしました。
今日はその延床面積の話をいたしましょう。
延床面積=建物の各階床面積の合計になるのですが、建築の世界では3つの延床面積を使い分けています。
①法定延床面積
②容積率対象床面積
③施工床面積
一つの建物でもこの3つの床面積が、数値は異なることのほうが普通でしょうか・・・

2025.3.30 延床面積
①法定延床面積:確認申請等に記載する延床面積。←小屋裏収納とバルコニーなどは算入しません
②容積率対象床面積:上記以外に屋内にある駐車スペースや備蓄倉庫など決められた範囲内で算入しないことができます。この面積を敷地面積で割った数値が容積率。
③施工床面積:上記で算入しなくてもよいところも実際は工事(施工)をします。その工事を手掛けるところの床面積。工事費を算出するときは、この床面積。
床面積と言っても各床面積があるので建築をする際にはご注意を!
ということで今日はこの辺で失礼いたします。
残りよい日曜日をお過ごしください。
日曜の朝に
おはようございます。
東京中野区の工務店:小河原建設 住宅事業部設計担当の高橋です。
今日は「建国記念の日」ということで、休日です。
自分も休日の火曜日ということで、一昨日の「日曜の朝に」とかその前の「日曜の朝に」も手を抜かせていただきましたので・・・
あと、まだ建築の話を今月は出来ていないので・・・
ということで休日にて担当者がいない本日「日曜の朝に」やらせていただきます。
先月1/13にしました敷地の話の続きのようなことを・・・
角地に立つ敷地でした・・・4方向から斜線制限が影響する敷地です。
その角地ですが当然角地道路斜線が2方向の道路からかかってきます。
そのために建ぺい率の角地緩和というものがあるのですが・・・
その前に建ぺい率?容積率?の説明を・・・まずはこちらを

2025.2.11建ぺい率とは?容積率とは?
敷地には建ぺい率50%容積率100%というような数字があります。
これはこの敷地に建築できる規模の制限を示しています。
この制限があるので住宅街の中には高層ビルが建っていないということになるです。
この数字、建築業界の人は、ほとんど知っていることなのですが、意外と全国民的には知られていないのでは?と感じます。
この上の図を見ながら、建ぺい率50%容積率100%という仮定した数字を見ると、
敷地に対して50%その倍100%が容積率ということは50%を重ねると総2階建て100%となるわけ←そう高い建物はできないことがわかるかと・・・
そこで角地緩和の話ですがこの建ぺい率50%容積率100%が、角地緩和で建ぺい率60%(+10%)容積率100%となるわけです。
ん!容積率は変わらないということは1階60%2階40%のようになることに・・・
これは道路斜線の影響を受ける敷地なので、道路際に建築物を建てると2階の道路際は低い天井高さになってしまします。
それを避けると2階は狭くなる、そこで代わり1階を広くできるようにしてあげましょうということなのです。
「緩和」とありますが決して有利になると言うわけではありませんので、その点はお気を付けください。
ということで今日はこの辺で失礼いたします。
よい休日をお過ごしください。
日曜の朝に
おはようございます。
東京中野区の工務店:小河原建設 住宅事業部設計担当の高橋です。
今日は一日遅れの登場です。
本日は成人の日ということで休日、時間的には午前中の登場です。
昨日は住まい塾などもあり、くつろぎ前の時間よりは建築の話もしないと・・・
そのようなことで「暮らしのコラム」として敷地の話の続きです。
12/29の時に斜線の影響の話をしました。
この時は東西南北きれいに揃った敷地の話でしたが・・・
実際はそのような敷地は希なこと、方角が振れているものがほとんど
その1例を説明したものがこちら

2025年1月13日敷地の話(メモの2025.1.14は誤記)
北側に掛かる斜線は真北方向に規制斜線が存在します。
土地の方角が振れていると敷地から見れば振れた斜線になりますので角度が大きくなる、ということは敷地境界から離れればより有利のいなるということになります。
北側からの斜線というのは、
建築基準法の北側斜線と、
都市計画法に基づいて各行政庁で定められている「高度地区斜線」(上記説明では高度斜線と表記しています)があります。
東京都では高度地区斜線の方が厳しいのです。
今回は戸建住宅建築の場合、敷地かかる斜線に関して説明しました。
と言うことで今日はこの辺で失礼いたします。
よい休日をお過ごしください。
日曜の朝に
おはようございます。
東京中野区の工務店:小河原建設住宅事業部設計担当の高橋です。
昨日から正月休暇に入りました、その二日目:日曜日、今年最後の「日曜の朝に」となります。
ということで休日の日曜日ですが、今はもう午後、午前中にお届けしたかったのですが・・・
家の用事でやることが年末は多い・・・その午後一息ついたところでのブログです。
今年最後の話題は先週に引き続き土地の話を・・・
まずはこちらを

2024.12.29道路の位置で斜線による建物の形は変わってきます
斜線の影響です、当然斜めに敷地に掛かりそのラインから建物は飛び出てはいけないことになります。
道路の位置によって同じ広さの土地でも形が変わるひとつの例です。
実際はきれいに東西南北揃った敷地は希ですので、少し土地が振れてしまうと高度斜線の影響を受ける方向がひとつ増えることもあります・・・
簡単な話ではありませんが上記の件、知識としては、お持ちになるのがよろしいかと・・・
ということで今日はこの辺で失礼いたします。
また来年も引き続き「日曜の朝に」宜しくお願い致します。
それではよいお年をお迎えください。
日曜の朝に
おはようございます。
東京中野区の工務店:小河原建設 住宅事業部設計担当の高橋です。
今日も改めましてのこんばんは・・・です。
打合せがありましたので仕事の日曜日でした。
その帰宅後くつろぎ前のひと時のブログです。
今日は建築の話を・・・
月に1回は建築の話を・・・ということで敷地の話をひとつ。
以前旗竿状敷地の話をしましたが、その続きと言いますか・・・
今日のお題は「同じ広さの敷地でも条件によってボリュームの差が出てくる」です。
それを簡単に図にしたのがこれ

2024.12.22同じ広さでもボリュームが変わるたとえ その1
間口狭く奥行のある土地、間口が広く奥行のない土地。
この二つ敷地面積は同じ、道路斜線・高度斜線も同じ条件です。
こちらで顕著なのが下の例、南から道路斜線、北から高度斜線の影響で、とんがり屋根になり3階を設けることが難しくなるところでしょうか・・・
ボリュームのことだけを考えると上の方が良いかと・・・
ただしこれは斜線による外枠のボリュームの話に限ってのこと
実際は周辺状況、敷地の個性による条件もありますので場合によって様々です。
今回は知識として、同じ面積の土地でも条件によって建物形状が変わってくるということです!
と言うことで今日はこの辺で失礼いたします。
残りよい日曜日をお過ごしください。
床材 コルク
小河原建設の石田です。
今回の暮しのコラムは「コルク」を題材にお話しをさせて頂きます。
コルクというと、ワインの栓を始めに思い浮かべるかもしれませんね。床材でしたら、柔らかい素材のもの、足の衝撃が少なくてすむ…という印象です。
コルクの生産は、地中海沿岸に生息している「コルク樫」の樹皮からつくられます。樹齢20年を過ぎた樫の木から、表面を剥がし、その皮を乾燥・加工します。
このように削りとるのですが、約10年程度でもとに戻り、樹齢としては約200年とのことです! 1本の木から15~20回採取でき、なんとも丈夫で頼れる木なのです。
主にポルトガルで生産されますが、採取するには決められた規則があり、法律で守られているそうです。資源保護という観点からも高い評価を受けております。
物をつくるのに木を切り倒すという作業ではなく、そのまま木を残し、自分で再生してくれるなんともエコロジーな植物です。環境にも良いですね。
コルクが衝撃を和らげてくれるのは、微細な気泡による弾力性があるためです。その弾力性を生かし、コルクタイル、コルクシートが床に使われます。又、防音材や断熱材として使われている商品もあります。
そして、身近なところでは掲示板です。いろいろなものを貼りたいけれど、壁はあまり傷つけたくない時によく使います。私もポストカードを沢山貼るのに使ってました。他にはコースターやコルクの玩具などもありますね!
コルクも使い方次第で、様々な場面に活躍できる素材の一つです。これからもっと、自然素材でエコロジーな、優しく強いコルクに注目していきたいと思いました。
卵の殻から‥
中野区の工務店、小河原建設の石田です。
以前にも卵の殻を利用して作られている、機能性塗料エッグペイントをご紹介させて頂きましたが、こちらの商品も同じく卵の殻をアップサイクルしたビニル床タイルになります。
東リさんから出ているものでして「バイオミックストーン」という商品です。ビニル床材はオフィスや店舗、時には住宅にも使われています。
卵の主成分がビニル床材の主原料として使用される「炭酸カルシウム」であることに注目され、バイオマス由来のタイルが誕生しました。
卵の殻そのものを意匠表現に生かしていて、白玉と赤玉の卵の殻が不規則に混ざり合っているというものです。
白と赤で、ほのかにどちらもピンクっぽい感じがしますか⁈
莫大な卵が日々消費されていて、その殻も莫大な量となります。
本来なら捨ててしまうものですが、捨てるには惜しい殻をアップサイクルし、商品となり、その結果環境にも役立ち、更にデザインも良いなんて素晴らしいですね。
それでは気になった柄をご紹介致します。
「コージーホワイト」 控えめな白ですが、柔らかく日差しを浴びて伸びをするような優しい色合いに感じます。
「タスクブラック」 こちらも控えめな黒という印象です。少し濃い色を貼りたい時には、抵抗なく貼れるように思います。かつ、お洒落な床に仕上がりそうです。
「フロンティアグレー」 波打っているように1枚1枚模様が違うようにも思え、印象深い柄だと思います。広い空間に貼ってみたいものです。
自然の風景のような独特の質感を表現されたということ。まさにその通りのデザインだと思います。
環境に考慮した注目の商品です(^^)/