日曜の朝に
おはようございます。
東京中野区の工務店:小河原建設 住宅事業部設計担当の高橋です。
今日は休日の朝、日曜日は昨日のこと・・・日曜日は休日担当:仕事の日曜日、打合せもありましたので・・・
今日は「体育の日」ではなく「スポーツの日」で自分も休日、スタッフブログも担当が居ませんので一日遅れの「日曜の朝に」ということで・・・
今、午前中です時間的に余裕がありますのでくらしのコラムの回と参りましょう・・・
間取りの話をしています。
前回は基本となる寸法=モジュールのこと触れました、本日からは各場所の間取り関することに進みます。
まず住まいに入るには入口が必要ですその主要なところが「玄関」となります。
その玄関から廊下、そこから部屋や階段と進みます・・・その玄関!この場所をどこにするかが重要なことのひとつ・・・
ただし間取りは全体的に決まるので玄関に位置を決めて他が決まるという訳にはいきません。
まずはこちらを

2025年10月13日 間取りで玄関の位置はどこ?
玄関の位置はまずは道路がどこにあるのかである程度決まってきます。
今までの経験では道路の反対側の場所になる玄関はまずはないかと・・・
ただし、正面にするか側面にするかというところは悩むところ・・・
この図で言うと南からの玄関となると明るく日差しが入るところに部屋ではない玄関配置することになるので、この場合は東西に長い建物かと・・・など色々な条件が絡んでくるのです。
方角はともかくとして側面に玄関を設ける場合は道路から玄関扉まで距離ができます。
このアプローチを楽しむことも、また部屋の配置を考えると廊下の少ない間取りも・・・あとは敷地と建物間に余裕があるかないかも・・・
建ぺい率の関係上できるだけ効率よくというのもありますので、道路の面して玄関扉ということも度々・・・
そのあたりはいろいろ工夫していきます、それが設計いうことですので・・・
敷地や住まう人、みんな違うので模範解答のない世界・・・正解はいくつもある世界・・・
大正解を目指いしていきましょう。
ということで今日はこの辺で失礼いたします。
よい休日をお過ごしください。
住宅の補助金
こんにちは
住宅事業部の佐藤です。
ここ数年、色々申請業務をしていて、補助金が増えてきていると感じます。
その背景には地球温暖化に伴い、政府が国の政策として2050年にはカーボンニュートラル(脱炭素社会)をめざす!と宣言し、その実現のために予算を投入しいるためです。また物価高騰の影響を受けやすい子育て世帯・若者夫婦世帯による高い省エネ性能を有する新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修等に対して支援することにより、今後長期的に住み続ける子育て世帯・若者夫婦世帯等の住宅の省エネ投資の下支えを行うことでカーボンニュートラル実現を図っている為です。
◆東京都で使える主な補助金◆
★新築
◎「子育てグリーン化事業」
毎年名称を変えつつも同様の事業が実施されています。全国で利用可能です。今年度は2つのタイプがあります。
①長期優良住宅・ZEH水準住宅
対象:18未満の子どもがいる世帯か若夫婦のどちらかが39歳以下の世帯
これは新築の子育てグリーン化事業は子育てという名がついていますので子育て世代、若世帯優遇の補助金となっています。
3期にわかれており、予算が決まっています。
補助金は財源が違う場合は基本的には併用ができるため、長期優良住宅・ZEH水準住宅は東京都のゼロエミ住宅助成金事業との併用ができます。
ただ、次にご紹介するGX志向型住宅は東京都のゼロエミ住宅助成金事業は併用できないこととなっているので注意が必要です。詳細は子育てグリーン化事業のホームページをご覧ください。
②GX志向型住宅
対象:制限なし
高性能住宅(断熱等級6以上、高効率な設備、再生可能エネルギーの活用)
一次エネルギー消費量を大幅に削減という、カーボンニュートラルを見据えた住宅の補助金です。国の補助金なので多くの人が使うので、予算を使い切れば終了となる為、補助金のスケジュールに気を付けることが大切です。
こちらも実施時期は3期に分かれていますが、長期優良住宅・ZEH水準住宅の予算の方が多いため、比較的早く予算がなくなり終了する可能性があります。GX志向型住宅は、ZEHや長期優良住宅よりもさらに高性能な住宅です。そのため、設備投資や高断熱材に費用がかかりますが、高い省エネルギー性能に加え、創エネも兼ね備えているため、電気代やガス代は大幅に安くなります。初期投資は大きいものの、補助金などを活用することで、長い目で見れば経済的にかなりお得になると言えます。
◎「ゼロエミ住宅助成金事業」
東京都の新築用の補助金です。
水準がA・B・Cの3段階あり、各々で性能(外皮性能と、一次エネルギーの削減率)と補助金の額が違います。去年に比べてさらに高性能のランクが追加されました。
また、太陽光発電の搭載が必須になりました。ただ、北向きの屋根や、搭載できる屋根の面積によって搭載しないで補助金が交付されることもあります。
★リフォーム
◎先進的窓リノベ(国)
住宅において熱の逃げる場所の半分は窓です。高性能のトリプル硝子であっても熱の伝わり方の率は壁に比べて桁がひとつ違います。そのため既存住宅の省エネ性能をあげる重要部位である窓であるため、単体で補助金制度が設けられています。
◎給湯エネ事業(国)
意外と消費エネルギーの高いのが給湯器。家庭から出るエネルギーの3割程度を占めます。
それを高効率の給湯器を設置することで、一次エネルギー消費量を大幅に減らすことが期待できますが、高効率給湯器は初期費用が高くなりがちでそれを普及させるために設けられた補助金です。
◎既存住宅における住宅改修促進事業(東京都)
古い建物は断熱材が不十分のため、暖房、冷房の効きがわるくなるため、エネルギーを無駄に多く使います。断熱性能をあげることによって、省エネ住宅にかえるために設けられた補助金です。
◎ゼロエミポイント(東京都)
特定の家電の買い替えにつくポイントです。特に15年より前の家電の買い替えにより多くのポイントが付きます。
家庭におけるエネルギーは、①家電・照明、②給湯器、③暖房という順番に多く使われており、特定の家電では10年前のモデルと最新モデルで年間消費電力量が2〜3割以上異なることも。その省エネルギー効果のために補助金が設定されています。購入店舗は登録店舗である必要があります。
★少しでもお得に家を建てるには、、、
新築住宅の場合は、申請時期が工事着工前であったり、対象工事前だったり、その前に性能を証明する書類を作って審査してもらうなど、時間がかかりますので、スケジュールには余裕をもって申請を行いましょう。また、予算を使い切れば次の年度まで待たなければなりません。その辺りのスケジュールを事前に確認しておくことがとても重要です。建築費が高騰している昨今、これらの補助金を使ってお得に住宅を手に入れたいものです。
東京都においては、現在建っている住宅について2050年までに7割がこれから建てられる新築住宅に置き換わると言われており、そのためその住宅が省エネ住宅として地球温暖化の温室効果ガスの削減に大きく影響するため国や自治体、特に東京都は多くの補助金制度が設けられています。
現在、物価高で建築費は高止まりしています。少し待てば下がるのではと思いたいところですが、その様相はまだ見えてこないです。
なるべく早く決断して補助金をフルに使い、新築、リフォームをするのが今の時点では一番安くできる方法なのかなと思います。
住宅建設において何か分からないことなどございましたらお気軽に弊社までお問い合わせください。
#中野区#工務店#小河原建設
日曜の朝に
おはようございます。
東京中野区の工務店:小河原建設 住宅事業部設計担当の高橋です。
日曜日は昨日です・・・1日遅れでお届け致します。
今日は「敬老の日」ということで休日です。
自分も昨日は休日担当で打合せもあり仕事の日曜日でした・・・今日は祭日ということで担当が居ませんので・・・
今日は余裕がありますので「暮らしのコラム」ということで・・・
8月17日からの続き、間取りの話になります。
「規模をまず決める、その中で間取りを考える」ということなのですがやみくもに決めるのではなく、規模の基本となる大きさがあります。
まずはこちらを

2025.9.15 モジュール
巷で販売されている家具もこの3尺モジュールを基本として幅の寸法が出来ているものも多いので、間取りにはまりやすくできています。
モジュールを崩した間取りをつくると既製品家具が微妙に入らなかったり、中途半端な隙間が空いたりもしますのでご注意ください。
と言うことで今日はこの辺で失礼いたします。
よい休日をお過ごしください。
日曜の朝に
おはようございます。
東京中野区の工務店:小河原建設 住宅事業部設計担当の高橋です。
今日曜日の午前中です。
先週は夏季休暇初日でした、その週弊社は夏季休暇ということでこのブログもお休み、連続の日曜の朝にとなりました。
今日も休日の日曜日です。
朝一に昨日の夕方からの続きの庭の草取りをした後のブログと・・・ちょっと慣れないことをしたので疲れました、効率の良い草取り道具を探さないと・・・
ということで時間的には余裕がありますので先週の続き「間取り」の話と参りましょう。
先週は配置のゾーニングに触れましたが今日は建物のゾーニング=間取りの話です。まずはこちらの図を

2025年8月17日間取りの話
建物を建てるには敷地がいります。
その敷地が持っている諸条件により建物の形・規模が決まります。
また、建てる人:住む人の諸条件によっても建物の規模が決まります。
まずその有限であるはずの建物外枠を決めることが、はじめの話!そこから内側に間取りを決めていくというながれとなります。
そのあと、そこに住む人の様々な要望を取り入れます。
例えば
動線:家事動線や子供の動線など、
外とのつながり:窓からの景色・日差しとの関係・風の出し入れ、
廊下はなくしたいとか、
階段の位置の考えなどなどたくさんの要素があります。
次回はそのそれぞれに関して触れたみたいと思います。
ということで今日はこの辺で失礼いたします。
よい日曜日をお過ごしください。
日曜の朝に
おはようございます。
東京中野区の工務店:小河原建設 住宅事業部設計担当の高橋です。
今日曜日です・・・ただ正午は過ぎてしまいました午前中に間に合いませんでした(いろいろしていたので)・・・
昨日まで仕事でした、今日から弊社夏季休暇となりました。
その初日休日の日曜日です。
時間的には余裕がありますので、暮らしのコラムの「日曜の朝に」にて・・・
先月に引き続き間取りの話、いよいよゾーニングの話になります。
まずは敷地に対してどこに建物(住まうところ)設けるか配置の。
敷地の条件は何か、敷地のどこに「道が接続しているか?」そこです!
道から敷地に入り玄関扉を開け建物に入る、その場所をどこにするか、その際に、歩き・自転車・自動車等様々なアプローチ方法があります。
自動車の駐車スペース:その自動車の停め方は道に対して直角か並列か?建物にビルトイン式に絡めるのかまたは建物に絡まないような配置にするのか?接道が角地のように2箇所以上ある場合はどちらが玄関へのアプローチとなるかなど・・・もちろん駐輪場の位置も、あるいは庭がいるのかいらないか?
ただし敷地の広さによっても考え方が変わってきます。
敷地が狭い場合は、建ぺい率・容積率のよって建物規模が決まりことが多いです。
敷地が広い場合は、建物規模を決めること(必要な部屋数〇LDKとか、工事費によるところ)をはじめにするのが良いでしょう。あとは将来的な相続等で土地を分筆しやすくするとか個人個人によって様々な条件があります。
あとは法的なこと、敷地環境調査による光の道・風の道を取り入れるなどで配置が決まってきます。
ただしまだ決まりではありません、今度は建物の間取りを検討する際に配置を再考することが必要です配置と建物間取りは行ったり来たりしながら煮詰めて決めていきます。
まずは配置の話まで
今日はこの辺で失礼いたします。良い日曜日をお過ごしください。

2025.8.10 駐車スペースの位置で建物配置も変わる
日曜の朝に
おはようございます。
東京中野区の工務店:小河原建設 住宅事業部設計担当の高橋です。
今はリアルタイムの「おはようございます!」の時間です・・・
ただし月曜日:海の日ということで自分も休日の朝です。
土曜日曜日とモデルハウス案内・打合せと・・・昨晩は今日があるから・・・ということで帰宅後さっさとくつろいでしましました。
今日は祝日なので一日ずれたということです・・・このパターン恒例にはなってきましたが・・・
昨日初めてアブラゼミの鳴き声を聞きましたいよいよ本格的な夏が・・・今日も暑いです・・・
今回は暮らしのコラムをお届けします。
「間取り」をテーマに進めています、今日は間取りの基本になる敷地の話・・・
家を新築するには建て替えと新規に土地を購入してそこに新築するその二つがあります。
建て替えはすでに土地の形状が決まっていますが、新規に土地購入する方は土地が決まるまで形状がわかりません、当然の話ですが・・・
だから悩みますよね、通勤通学や保育園・学校・公共施設などの利便性でエリアが決まります、もちろん購入資金とかも影響します。
そしてその先のこととして設計をしているものからのお話を・・・
ある程度候補地が決まったらまずは敷地の個性を調べましょう。
まずは歴史的なこと、その土地の過去の歴史です。
昔から住宅街とか畑・林・田んぼなど、都内は昔の河川が暗渠化され道になっています。
それを調べるには過去の地図を見ることです最近はインターネットで過去の地図を調べることができます。
便利になりました・・・
やはり昔、田んぼや河川そばとなると地盤は弱いのであらかじめ地盤補強工事の費用考えて資金計画ということも分かります。
またもともと森や林ならば造成の際に盛土切土があるかもとか、まずは土地の履歴(過去)を知ること。
そして今の周辺状況を調べます。
まずは土地の四方隣の状況・あとその土地の街区そして最寄駅から候補地の環境など雰囲気をつかみます。
しかも周辺環境は昼と夜の表情が違う場合がありますので夜の土地も確認ください。
夜にならないと見えないものもあります・・・例えば光害・臭い・騒音等、五感で感じることは夜の方が良いかも・・・
そしてその現在の周辺環境から未来を推測します。
例えばお隣に広い庭のある古い住宅があります。
庭は広くて緑を見ることができるよい風景が、ただし住んでいるのはご高齢の方・・・
どうでしょう?ずっとこのままの環境はあるのでしょうか・・・
都内であるとその隣地身内の方が相続しても同じ形状のまま維持するのは難しいかも・・・
未来は区画を分けてきっちり数棟の住宅が接近して建築されるのか、集合住宅を建てその建物が隣接するのかなど想像されます。
その当たり未来の状況を推測することも大切です。
ただし土地を決めるのには自身の感覚・感性を大事にしてください。
「ここ、なんかいいよね」←これ大事です!!
最後はご自身が決めるので最後の判断は良いか・良くないか(あえて悪いとは言えないので)ということですので・・・
その判断材料のひとつが今日お話ししたことになるかと思います。
今日は長々と文字ばかりですが・・・この辺で失礼いたします。
よい休日をお過ごしください。
日曜の朝に
おはようございます。
東京中野区の工務店:小河原建設 住宅事業部設計担当の高橋です。
今日は休日担当で打合せがあり、現場案内もありました・・・心地よい疲れの中帰宅後のくつろぎながらのブログに・・・
くつろぎ前ではなく、くつろぎながらというのがいつもと違う感じです。
すでに喉を潤してしまいました・・・喉の渇きに・・・耐えられず・・・グビッと・・・おなかの中に染みてきます・・・ブログどころではない感じに・・・
そういえば今月「暮らしのコラム」やっていない!
間取りの話をしないといけないのですが・・・
この前の自分の「暮らしのコラム」まずは住む方が何をしたいのか?が重要という話でした。
新しく建てる住まいで何をしたいのか?
短・中・長期に渡るくらしの夢・・・
これを列記すること、その優先順位をつけること、これが設計と・・・
あとは敷地の特性があります。
建て替えの方はすでに決まっていることですが、新規に土地を購入する方は悩みますよね、何が決め手になるか・・・
理想の敷地と現実の敷地どこで折り合いをつけるか悩みます・・・
そこで敷地に対し、重要なのが何が自分では変えられないのか・・・
そこです・・・
自分ではどうしようもないこと・・・
それは周辺環境!そこ重要です・・・
この先進むと長くなりそう・・・
もう仕事やるなと脳内がささやき始めました・・・と言うことで今日はこの辺で失礼いたします。
残りよい日曜日をお過ごしください。
(なんか・・・強引に終わってしまいました・・・)
都心の狭小住宅でも、光と緑を。
こんにちは!中野区の工務店小河原建設の住宅事業部の佐藤です。
弊社が主にお手伝いしている中野や杉並エリアでは、都心ということもあり、狭小住宅のご相談も多く寄せられます。
わが社の設計では最大限自然の採光を取り入れ、通風を考え、自然エネルギーを取り入れたパッシブデザインを心がけており、厳しい条件の中、わが社の設計担当の腕が光ります。私は作図担当なので、設計担当の方々はよくこの条件で上手だなぁといつも感心してしまいます。それでも細長い敷地で隣地との距離が近かったりすると、1階部分の採光が難しいことも…。
何とかならないのかなと思いながら、先日、素敵なプランを本で見つけ、遊びで実際の敷地にはめこんでみました。実際のプランより間口が狭く、あちこちちょっと成り立っていないかもという部分や、容積率も使い切れていない部分もあり、この面積でこの取り方は現実的ではないかなと思いましたが、それでも狭い敷地でも、緑と光を取り込んだ心地よい暮らしが実現できそうと思い心が躍りました。
都心の限られた敷地でも、明るく、心地よい住まいづくりは可能だと思います。
「狭いから」「都心だから」と諦める前に、ぜひ一度私たちにご相談ください。
日曜の朝に
おはようございます。
東京中野区の工務店:小河原建設 住宅事業部設計担当の高橋です。
今、日曜日の午前中、おはようございますの時間帯でのおとどけです。
今日は打合せもたまたまなく休日担当でもないので休日の日曜日と言うことでリアルタイム「日曜の朝に」となります。
となれば「暮らしのコラム」ということになるので4/29の続きということで・・・
その時、次は間取りの話と言っていました・・・
これからの「暮らしのコラム」、取りのことに触れていきます。
まずはこれを

2025.5.18 間取りの話
同じ形の土地でもまず敷地面積の大小、前面道路接道位置が東西南北(方角)どこなのか、接道が一方向または角地か、建ぺい率・容積率や北側の高度斜線はどこに掛かるかなど法規的なことも・・・
様々な条件が絡み合い様々な形になるのです。
建て替えの方は土地が決まっていますのでその条件を計画に取り入れていけばよいのですが、新規に土地を探している方はこれを考えてしまうと迷ってしまいます・・・
ただそこで悩んでしまうと身動きが取れません。
そこで重要なのが
「住まい」ですからそこに住まうことが目的なので、そこに住む人は何をしたいのかが重要なのです。
どんな住み方がしたいのか?何をしたいのか?
今の住まい方、近未来の住まい方、遠い将来の住まい方人など、それぞれ個人違います。
これは一緒に設計をお手伝いする私たち建築士では決めることができないことなのです。
まずは夢を全部書き出してみるのが必要です。
出来る出来ないは関係ありません。
潤沢な資金と広大な敷地があれば夢は100%かなうかも言しれませんが・・・そんな人はいないのではと・・・
その夢に優先順位をつけていくのが住まいづくりの設計という工程ではないかと・・・
そのための間取りのお話:これからしばらくこの「暮らしのコラム」のお題といたします。
と言うことで今日はこの辺で失礼いたします。
よい日曜日をお過ごしください。
日曜の朝に
おはようございます。
東京中野区の工務店:小河原建設 住宅事業部設計担当の高橋です。
中一日の登場です・・・番外編のようなものでしょうか・・・
今日は「昭和の日」ということで自分も休日なので・・・
まだ今月の「暮らしのコラム」やっていない!ということで本日は「暮らしのコラム」ということでは始めます。
今まで面積の話をしてきましたが、次の展開からは間取りの話へと考えています。
その前に面積と間取りにもかかわる北側:高度斜線の話を・・・
住宅設計となると第1種低層住居専用地域での計画も多いのですが、この地域は10m以下の建物建ぺい率も40%~60%、容積率も80%~150%と敷地の空地を取り、階数も3階までということで制約があります。
その中では高度斜線は厳しい制限のひとつではないでしょうか、それがこちら

2025.4.29第1種低層住居専用地域の第1種高度斜線
この第1種高度斜線、北側に寄せると2階の天井高さが十分に取れません、頭に当たる低さになります。
2階の天井高さを確保するには建物の配置を北側隣地境界線より離すとか、1階の階高を低くする、建物を掘り込み地盤面からの高さを低くするなどの工夫が必要になります。
これが間取りにもかかわってくるのです。
低くて良い空間、住まいの中にはあります。
いろんな兼ね合いを考えながら間取りは検討されていくのです。
また、この図を見ていただけるように、第1種高度斜線は北側の隣地建物に対しては好条件をもたらしてくれます。
2階は隣地に近くても十分採光が得られるという点です。ということで1件の住まいで見るのと、街並みで見るのと双方のバランスが必要とも言えます。
と言うことで今日はこの辺で失礼いたします。
それではよい休日をお過ごしください。