2016.08.07
staff
日曜の朝に
おはようございます。設計担当の高橋です。
暑い日が続いています。この暑さにやられていませんか?今朝もセミの鳴き声が・・・・全国各地では有名な夏祭りが始まり、スポーツの祭典も始まりました。・・・がいつものペースで進めていきます。
今日も時間があるので、本題の第2弾と参りましょう。
山梨県甲州市勝沼町にある「大善寺本堂」を・・・・・
中央高速勝沼インターの近く、国道20号線沿い、甲府盆地が広がる手前のところに国宝に指定されている本堂があります。間口18mある堂々とした、とても良い形をした五間堂、創建は西暦1286年・弘安9年鎌倉時代になります。
この時代鎌倉時代から室町時代は本堂建築の優秀なものが数多くあり工法的に完成した時期でもあります。この時代以降の本堂建築は革命的な進化をせずに現在に至っているといっても言いくらい、この時代の本堂建築は形も美しいし、細部も秀逸です。しかしながらそのほとんどは近畿地方より西に多く、東京周辺には私は2棟しかないと私は思っていて、その一つがこのお堂なのです。国宝の建物なのでまだ話足りないので続きは次回に、まずは形を写真でどうぞ・・・・いい形です!
それでは今日はこの辺で失礼いたします。よい日曜日をお過ごしください。