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2018.02.01
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君たちはどう生きるか

漫画「君たちはどう生きるか」がついに100万部に達した・・・・・最近書店に行かれた方は誰でも目についたのではないでしょうか。

この本は原作が1937年に出版されたもので、最近出版されたマンガ版は小中学校で親にも子にも大評判で教科書として導入すべきなどと注目されている本だそうです。

世の中や生きる意味について主人公(コペル君)が叔父さんと一緒に試行錯誤しながら見つけ出していく様を描いています。

その中で大切なキーワードがあります。

「世の中とはこういうもので、人生にはこういう意味があるのだと、一言に説明することはできない」

「ある時、ある所で、ある感動を受けたという、ただ一度の経験のなかに、その時にとどまらない意味のあることがわかってくる」それが、自分の思想になる。

「できるだけ広い経験を、それぞれの方面から、矛盾のないようにまとめあげていったものが学問」

勉強しなさい!と子どもに口うるさく言う前に勉強する本当の意味がよくわかっていなかった自分を反省した次第です。

戦前の小説が現代になって読み返されているのは、経済価値一辺倒で来た日本が行き詰まりを見せいよいよ将来に危機感を持ちはじめた今、時代の流れに翻弄されることなく、踏みとどまり、現実を冷静に見極め、人間にとって本当に大切なものは何なのか、を一人ひとりが自ら考えなくてはならない時なのかもしれません。

総務 TAKKY

 

 

 

 

 

 

 

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