賃貸ビル・マンション建築・修繕 小河原建設の非木造事業
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2025.12.11
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お。

こんにちは。特建事業部の三芳です。

2025年最後のブログです。

今回の上毛かるたシリーズは「お。太田金山子育て呑龍(おおたかなやまこそだてどんりゅう)」です。

この札のキーワードとなる子育て呑龍とは、群馬県太田市金山にある大光院(だいこういん)というお寺のことで、子供を呑龍さんに預けると丈夫に賢く育つという信仰から大きな評判につながり親しみを込め「子育て呑龍さん」と呼ばれるようになったといわれています。

呑龍とは、徳川家康が慶長18年(1613)という年に、徳川家康の先祖を祀るために、特別に建てた大光院の開山僧(初めて寺院を開いた僧)となった位の高い坊さんのことです。大光院が開山されたころの時代背景はとても厳しく、戦国乱世の影響で人々の心は荒み、そのうえ天災の影響もあり生活が困窮していました。貧しい家では子供を育てられずに口減らしの為、捨て子や子殺しが多発していたといいます。呑龍上人はそんな非道を悲しみ、貧しい家庭の子供たちを引き取りお寺で育てたのがこの「子育て吞龍」の由来となっているそうです。

由来のとおり子育てにご利益があるとされており、現在では安産祈願や育児の願掛けなどのご祈祷が1日に5回おこなわれていて子供の健やかな成長を願う家族が多く訪れているみたいです。

太田市は私の地元からは少し離れた地域なのであまり馴染みがなく初めて知る情報ばかりだったので新鮮でした。太田市に行った際は立ち寄ってみたいなと思いました。

今回も最後までお読みいただき有難うございました。寒い日が続きますので皆様お身体に気を付けて良いお年をお迎えください。

 

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