賃貸ビル・マンション建築・修繕 小河原建設の非木造事業
ブログ BLOG
2011.03.19
yoshihiko

震災復興を祈念します。

 3月11日、突如として襲い掛かってきた巨大地震と大津波そして原発の放射能汚染、この未曾有の大惨事によりその日を境に日本の空気が変わってしまったように感じています。

地震後の大津波が、街を飲み込み家々を押し流していく有様を映し出すTVの映像は、私の脳裏に焼き付きました。

震度7の揺れにけなげに耐えた住宅群が濁流にアッという間に押し流されていく。

「これは本当に現実に起こっていることなのか?」

まさに人事ではない悪夢の光景でした。

人間の力ではあがないきれない大きな力を見せ付けられたとき、人は非力さとその小ささを思い知らされます。

我々が作ってきたものはこんなにももろくはかないのかと。

その後の死の淵に追い詰められた様な状況のなか
「どうしたらよいのか分からない。」
「どこから手を付けたらよいのか?」‥‥

しかし、一日一日と経つうちに少しずつ復興に向けた希望の光が灯ってきているのを見るに付け人間の強さと素晴らしさを感じ私の中に熱いものがこみ上げてきます。

私の役割は建物づくり、街づくり。

それを一生懸命やり続けることが復興と暗くなった日本経済活性化への微力ながらの手助けと心得ます。

2011.03.01
yoshihiko

誕生日を迎えて

 今日、55回目の誕生日を迎えました。

流石にこの齢になるとまわりの人に祝って欲しいとは思わず、逆にこの齢まで五体満足かつ健康でいられることに感謝しなければならない。

これも健康住宅のお蔭です。

日本人男性の平均年齢は79.5才、これを一日で置換えると55歳は夕方の5時ごろに当たります。

明るい日差しが地平線に沈みかけ薄暗くなりかけた頃でしょうか。

ただ、この先真っ暗という話ではなく、一日、つまり朝、昼、晩の晩に差し掛かってきたという事実だけです。

晩には晩の楽しみがあります。……晩酌とかが<笑)
暦の年齢はさておいて、肉体年齢、精神年齢はまだまだ明るい日差しの下でいたいものです。

2011.02.27
yoshihiko

フロー理論

 「フロー理論」(辻秀一氏)というものを知りました。

—外部環境に関係なくその状況に即した最高のパフォーマンスを発揮できる心の状態—をフロー状態といい、いかにフロー状態を作り出すかの理論。

恥ずかしながらここ一番で力を出し切れなかったり、大事なところで緊張しシドロモドロになってしまったことは一度や二度ではなくまた、緊張のあまり冷や汗をかくなんてのはしょっちゅうです。

フロー理論曰く

  フロー状態となる為には
    ?今の自分の心の状態を自覚する。
    ?フローの良さを知る。
    ?揺らいだり囚われたりする自分に気づく。

  そして日頃から
    ?明るい表情をつくる。
    ?穏やかな態度をとる。
    ?心をフロ^にもっていくことばを発する。
    ?好きなことを考えたり、過去や未来ではなく今だけ考える。
    ?一生懸命やる。
    ?感謝する。

これをやるとまわりがどうであれ、心をフロー状態につまり平常心に保てると。

来月から齢55歳となり「五十にして天命を知る。」から早5年を迎えます。

フロー理論、良いものを知りました。

2011.02.18
yoshihiko

景気は好転か。

東京スカイツリーが見えます。

 最近、建築を考えているお客様からのご相談や設計事務所からの見積り依頼が増えているなあと感じています。

街中を歩いても工事現場がよく目につくし鋼材や資材を積んだ工事車両も目に付く。

建築業界の景況を見るのにビルの屋上からの眺めを一つの指標にしています。

建築現場のタワークレーンや工事のシートが架けられた建物がどの位見えるかです。

ちなみに会社の屋上から見た風景です。

会社の屋上からの眺めです。

小さくて分かりにくいですが4本タワークレーンが立っています。
景気が好転しているのが窺がえます。

ただ、政治が大丈夫なのででしょうか。

心配です。

2011.02.12
yoshihiko

技術屋であることの再確認


 現在工事中の港区の分譲住宅の現場です。

建物は一般的な木造3階建住宅ですが敷地が
道路から約1.5メートル高く敷地億の境界には
高さ5メートルの石積みの擁壁が建っています。

さらに擁壁の上には隣家が乗っかっている。

道路と同じ高さを1階とするため、擁壁の足元を深く掘りこまなければなりません。

さて、どうするか?
擁壁に影響を与えず新しくつくる建物を保護するため得意の構造計算を行い頑丈な鉄骨と鉄筋コンクリートで新たな壁を構築します。

さながら土木現場の様相ですが自分が技術屋であることを再確認しています。

建物は6月完成予定です。

2011.01.27
yoshihiko

恒例の参拝

本殿の威風

 恒例の正月行事の締めくくりとして、神奈川県にあるS神社に旧年中の御礼とことしの願掛けの参拝に行って参りました。

1月も終盤になる平日にもかかわらず大勢の人が参拝に訪れていました。

山門の構え

参拝の流れは

受付、待合で待機、集団参拝、お札の受領

で終了ですが、一回の集団参拝数は約200名、それを1日15回程繰り返すんでしょうか。

すると1日約3000名。

集客力(?)抜群の神社です。

宗教的なものを古臭いと遠ざけ、すっかり信心の心を忘れてしまっている現代の日本人ですが、違和感も持たず当たり前のように行っている宗教行事が正月の参拝と葬儀ですね。

信心の心をいつまでも失いたくないですね。

2011.01.21
yoshihiko

ありそうでなかったセミナー

業界新聞で目にした記事です。

「わずか60日で7000万円」

これ、あるセミナーのキァッチフレーズですが、株や先物取引指南の怪しげなそれではありません。

何と建築設計事務所を対象とした業績アップのセミナーでした。

有名な某コンサルタント会社が都内で開催したもので

”設計事務所が勝ち残る為に今からやるべきこと””成功事例の事務所紹介”その社長の実践ビデオ紹介、”コンペ必勝ノウハウ紹介”

といった内容らしいですが、こういうセミナーが開催され日本中から設計者が集まるとは

「設計者は営業をするものではなくお客が来るのを待てば良い。」

と唯我独尊のスタイルを通してきた設計者もやはり変わらなければいけないと言うことでしょう。

この記事を見て

なかなか難しいですが既成概念や先入観、プライドといったものにとらわれてはいけない。

「素直に現状を受け入れろ。」と言われている様な気がしました。

2011.01.12
yoshihiko

リフォームのホームページをオープンします。

 2月からオープンさせる新しいホームページを作っています。

修繕工事的なものではなく、家 丸ごとリフォーム的な大規模なリフォーム工事を想定したものです。

「新築が減り、その分リフォームが増えていく。」

10年以上前から言われていることですが、いよいようちもその流れに乗るべく動き始めました。

リフォーム工事でうちが得意としているのは何か?

ハイそれはバリヤフリーリフォーム(段差の解消や手すりをつけるといった工事)と基礎や骨組みといった構造まで手掛ける増改築。

アレコレ考え「住まいるアップ」と言う商品名を付けロゴまで作っちゃいました。


ロゴは結構こだわって作ったので思い入れが入っています。

皆さん、よろしく御願いいたします。

2011.01.07
yoshihiko

年頭にあたり

事務所内の和飾りです。

今年は卯年ですがうさぎと言えば思い出すのが学生時代のヨット部です。

当時、海が荒れて白波だって来る様を「兎が飛び始めた。」と言っておりました。

合宿所が三浦半島の油壺にあり、陸(おか)では腹筋、腕立て、ランニングと、海では帆走訓練に明け暮れ油壺のウエス集団と呼ばれていた往時の潮気の精神が懐かしく思い返されます。

今年は卯年にちなんでうさぎのように軽やかにピョンピョン飛び跳ねられればいいんですが躓いてはいけない。

フットワークはうさぎの様に軽く、歩みは亀のように一歩一歩確実な今年一年とします。

入口の和飾りです。

新年あけましておめでとうございます。

平成23年も既に始まりもう松のうちを迎えています。

2010.12.18
yoshihiko

環境整備

 環境整備という言葉をご存知でしょうか?

私がその言葉に出会ったのは7年前です。

東京の西方にある会社を見学させてもらった時に始めて知りました。
その会社の社屋は古くなっていましたが事務室や倉庫、車は皆ピカピカで「環境整備」と言う言葉を社内に根付かせていました。

こんなにキレイになるのなら早速マネをしようと「環境整備」を社内に持ち込み、掃除片付けに励んできたつもりでしたがまだまだやり方が足らないことが分かりました。

一応やっているだけあって、うちの会社も一見キレイに見えるが見えないところや裏側はというと”?”でした。

裏も表もなく(お茶の世界ではありますが、笑)見えるところも隠れるところもキレイにしようと社員総出で環境整備を徹底することにしました。

OTHER CONTENTS