賃貸ビル・マンション建築・修繕 小河原建設の非木造事業
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2016.06.12
staff

日曜の朝に

おはようございます。設計担当の高橋です。

今日は朝から暑っ~い。もう夏です。梅雨なのですがまだ、らしさがないですなぁ~、最近は季節らしくない天候が普通になってきました。四季という明確な境目が無くなてきたのもどうかなぁといった感じです。

今日の先週の続きの「本題」を・・・・・

江戸城の「番所」という3棟の建物を紹介しました。その続きの話です。この3棟の番所、造りの違いがあります。「大番所」(写真は先週のブログを見てください)は一番城の中心に近いところにあるので中に詰めていた警備要員は位の高い与力(中級役人)や同心がいました。床があり屋敷風の建物、実際ここまで侵入してくる者もいないようであまり現場対応よりは事務所的なものだったにのでしょうか。

次の「百人番所」は長さ50mを超える長い建物で検問所として与力20人同心100人が常時詰めていたようです。同じ部屋が並んだ事務室といった感じでしょうか。

もう一つの「同心番所」こちらは床がなく土間のある建物で同心(下級役人・庶務や警備の仕事が主な武士)が詰めていた現場的な建物になります。

戦のない太平な江戸時代になり武士も役人的な仕事が主になりサラリーマン化してきた状況。それを感じられる気がします。地味な建物ですが一見の価値ありです。

ということで今日はこの辺で失礼いたします。

よい日曜日をお過ごしください。

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