快適な温度と湿度の目安とは?!
梅雨明けしてからが梅雨らしいようなはっきりしない天気が続いていましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
先月の22日(土)には恒例の夏のお客さま感謝デイを開催いたしました。私は晴れ男を自負しておりますが、今回もお天気に恵まれ大勢の方に来ていただき嬉しい限りです。
暑いなかお越しくださったお客さまには誌面をお借りしてお礼申し上げます。
最近、夏が年々暑くなってきているのを感じています。日本の夏の蒸し暑さも加わり私など夏を越すのが一苦労といった感じですが、同じ温度であっても湿度が違うと体感も違ってきます。
そこで今号と次号では暑い夏や寒い冬を快適に過ごす為のお部屋の温度や湿度の目安についてお話しをさせていただきます。
-空気の基本について-
まず質問です。
1辺1m の立方体の空気の重さはいくらでしょうか?
「えっ、空気に重さがあるの?」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
答えは約1.0㎏~1.2㎏です。
幅があるのは温度によって重さが異なり、低いほど重く高いほど軽くなるからです。
驚かれた方も多いのではと思いますが、水と比べると腑に落ちやすく、同じ体積の水は1トン(1000㎏)です。ですからだいたい水の1/1000ぐらいの重さかと思えば理解しやすいと思います。
温度によって重さが変わるからこそ暖気は部屋の天井に冷気は床にたまってしまうという訳です。
-相対湿度と絶対湿度-
ここで昔習った「飽和水蒸気量」ということばを思い出してみてください。
水はある一定量までは水蒸気として空気中に存在することができます。
この量は温度が高くなるほど多く含むことができ、この一定量のことを飽和水蒸気量(g )といいます。図〇
『今日は湿度が高いので蒸し暑いね』など一般的に使われている湿度は空気中に存在する水分量をこの飽和水蒸気量で割ったものであり相対湿度と呼ばれ、パーセント(%)で表されます。市販されている温湿度計などに表示される湿度はこの相対湿度を表しています。
そろそろ誌面が尽きてきたようです。この続きは次号にて。
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