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2021.11.20
staff

高齢者の住まいの悩みについて

皆様、いかがお過ごしでしょうか。
コロナ禍が収束の兆しを見せています。このまま収束してくれれば良いのですが油断大敵、予防にはしっかり努めていきましょう。この時期、例年なら忘年会などの案内がちらほら見受けられるこの頃ですが、弊社は年内いっぱいは会食を伴う行事は大事をとり、取りやめとしました。(涙)
今年も無事に乗切り、来年こそコロナの憂いなく、皆様共に各行事を再開したいものです。

さて、これから本格的な冬となる中、寒さで体調をくずされる方も多いのではと思います。コロナ禍で仕事や暮らしが様変りしている中、家にいる時間が増え、家に対する見方も見直しされています。
家にいる滞在時間が長くなればなるほど考えなければいけないのは、住まいへの悩みの解消と住む人の健康の維持です。そこで本稿では住まいに対してどのような悩みがあるのか、また、住まいと健康との関連について見ていきたいと思います。

今年の6月にNPO法人 老いの工学研究所が公表した「高齢者の住まいの悩み」についてのアンケート結果があります。65歳以上の人を対象に「今の住まいに関する悩み」を複数回答可で選択するものでその結果、「防犯面が心配」が32.2%、次いで「温度管理が難しい」31.5%、「広すぎる(部屋数や庭など)」24.9%という結果であり、高齢者の約9割が住まいに何らかの悩みを持っているようです。
さらに男女別の回答を見ると、「広すぎる」以外は、男性よりも女性の比率が高く、女性の悩みは「防災」「温度管理」「防犯」という順に。男性は「温度管理」「防災」「広すぎる」となっています。住まいの悩みのタネは主に防災、防犯、温度管理にあると言えそうです。
住む人の健康との関わりはどうかというと、これまではその相関性はあまり顧みられていませんでしたが、実は様々なリスクがあるんです。上記アンケートの温度管理にも関連する冬場の「ヒートショック」や夏なら熱中症、階段や段差での転倒による怪我や障碍、シックハウス症候群、睡眠障害等などです。
転倒やヒートショック等の家庭内の事故、災害や犯罪、体調の急変等、高齢期にはさまざまな不安が出てくるが、それらへの備えが十分とは言えない家に多くの高齢者が住み続けているようです。
「最適な住まい」への理解が健康を守ります。2018 年に、WHOは住宅と健康に関するガイドラインを発表。「冬季室温は18℃以上」、子どもや高齢者はこれ以上に暖かい環境に、と強く勧告しています。日本の築年数の古い家の断熱性能は欧米諸国に比べると著しく低く、冬の室温が一桁台まで下がることもあります。そんな住まい環境を改めていくことが、住む人の健康を守り、光熱費の削減にもなります。家の断熱性能を高め、家全体を「均一に暖かく」していきましょう。

夏は涼しく、冬は暖かく、均一な温度の家は、住む人の健康を維持するための大事な器です。「人生100年時代」を迎えて、自宅でいつまでも健康に過ごすための住環境が、ますます重要になってきます。いつか高齢となる自分自身のために、健康を害さない家づくりを目指したいものです。

弊社では今月から新たに事業年度(53期)が始まっております。変化の激しい時代ですが、工務店の責任と使命を一層自覚してものづくりに励んで参りますので、今期もよろしくお願いいたします。

 


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