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2021.07.07
yoshihiko

近未来の家づくり-施工編-

7月に入り梅雨らしい日が続いていますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。

先月の本欄では「近未来の住まい」と題して、進化するIOT(家電や住設機器をインターネットにつなぐ)やICT(情報通信技術)を用いたスマートハウスと呼ばれる住宅での便利で快適な暮らしが、もうすぐそこまで来ていると話しましたが、今号ではその姉妹編として最新技術を用いた「近未来の家のつくり方」の一端ををご紹介します。

これまでの家づくりは木造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造問わず現場にて鳶(とび)・土工が基礎をつくり、木造なら大工さん、鉄筋コンクリート造なら型枠大工と鉄筋工と生コン屋さん、鉄骨造なら鉄骨工と呼ばれる職人さんが、骨組つまり躯体の棟上げ(上棟)をおこない、仕上げ工事に入っていくという流れでした。昨今では職人さんの高齢化或は引退等での減少による人手不足を補う為、現場での作業を減らす為に、工場で壁や床を作りパネル化し、現場ではそれらを組み上げていく省力化・省人化工法が盛んに行われるようになってきていますが、画期的な工法が登場してきています。

国内外で建設現場への導入に向けて技術開発が進んでいる3Dプリンターによる建物(躯体)づくりです。

「プリンターで家をつくる?」ちょっとピンとこないかもしれませんが、欧米の先進企業では既に実用化されているのです。普通のプリンターはインキで紙に印刷しますが、建設用3Dプリンターはインキの代わりにコンクリートを吐出して、紙上ならぬ工場或いは現地で建物の躯体を作り上げていきます。

例えばアメリカのmighty billding社はHPでもアップしていますが、3Dプリンターによるモダンな感じの平屋の家を売りにしている。また、ドイツのPERI社はなんと2階建ての住宅の躯体を3Dプリンターを用いて二人でつくり上げています。3Dプリンターの特徴は工場で作った部材を現場で組上げるだけではなく、現場でも作業が出来る為、省人化・省力化が図れます。日本でも大手建設会社が公園のベンチとか橋桁などを作っていますが、技術開発が進み住宅などの建物に使われる日もそう遠くはないでしょう。

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