すてきな演出
先週末の夕刻、M設計さんの設計によるS邸新築工事の工事契約の締結にM設計さんに出向きました。
打ち合わせ室にてM設計の所長さんと契約内容の確認をしながら、ふと所長が「今日は計画停電があるから。」と。
私は内心、「アーッ、この辺は該当地域なのか。でも停電にになったら契約はできるのか?」と思いながらも程なくS様がお見えになり、私と初対面の挨拶を済ませた後、いつものように契約内容の説明を粛々と進め、無事契約締結となりました、
その時、M設計の所長が「これから計画停電となります。」と部屋の電気を消し真っ暗にしてしまいました。
私は「何だ、どうしたんだ。」と思うのもつかの間、隣の事務室から件の誕生日ソングである”HAPPY BIRTHDAY to YOU”のビオラの演奏が始まりスタッフの方々がろうそくを灯した誕生日ケーキとともに歌いながら、手拍子を打ちながら、なんとビオラの生演奏をしながら打ち合わせ室になだれ込んで来たのです。
そう、今日は今回の建て主様でいらっしゃるS様のお誕生日だったのです。
皆で記念撮影をしたときのS様のうれしそうなお顔が印象的でした。
設計事務所とは思えない素敵な演出に一本取られました。
震災復興を祈念します。
3月11日、突如として襲い掛かってきた巨大地震と大津波そして原発の放射能汚染、この未曾有の大惨事によりその日を境に日本の空気が変わってしまったように感じています。
地震後の大津波が、街を飲み込み家々を押し流していく有様を映し出すTVの映像は、私の脳裏に焼き付きました。
震度7の揺れにけなげに耐えた住宅群が濁流にアッという間に押し流されていく。
「これは本当に現実に起こっていることなのか?」
まさに人事ではない悪夢の光景でした。
人間の力ではあがないきれない大きな力を見せ付けられたとき、人は非力さとその小ささを思い知らされます。
我々が作ってきたものはこんなにももろくはかないのかと。
その後の死の淵に追い詰められた様な状況のなか
「どうしたらよいのか分からない。」
「どこから手を付けたらよいのか?」‥‥
しかし、一日一日と経つうちに少しずつ復興に向けた希望の光が灯ってきているのを見るに付け人間の強さと素晴らしさを感じ私の中に熱いものがこみ上げてきます。
私の役割は建物づくり、街づくり。
それを一生懸命やり続けることが復興と暗くなった日本経済活性化への微力ながらの手助けと心得ます。
私の街は一見、何の変哲もありませんが・・・
2011年3月11日(金)
この日が日本の歴史に名を残す大変な日になるとは・・・だれも想像できなかったことでしょう。
その日を境に日本全体の空気が、ガラッと変わってしまったようです。
建設業に携わる私たちはまず、これからの建物の耐震性能などにだけ関心を持ちがちですが・・・
もっともっと、一人の人間として考え直さなくてはいけないことがあるのかもしれません。
自然を、人間対自然としてとらえるのではなく、自然の中の一物として人間は存在するのでしょう。
人間の力ではどうすることもできない自然の脅威の前では、人間なんて、“もろとも”なんだな、と。 そして、今までの人間の自然に対する傲慢さのようなものを反省しなくてはいけないのかな? とも。
備えあれば憂いなしと言いますが、どんなに備えていても運命には逆らえないでしょう。
では人間はどう生きていけばよいのか。 何ができるのか。
何千人、何万人もの犠牲になった方々のご冥福を祈りつつ、自分の生き方を見つめ直したいと思います。
総務 滝戸
光の取り込みを発見!
我が家の階段から2階の廊下は、隣家を配慮した間取りになっているため間口が狭く北側でもあるせいか、なんとなく薄暗く感じていました。
でもある春浅い日暮れ、外から帰って2階へ階段を上って、ふっと感じました。
なんでこんなに階段が明るいの? まだ昼間なのに電気でもつけているのかなと。
いえいえ実は西の和室の窓からたっぷりの西日が階段上の廊下までさんさんと降り注いでいたからでした。(^-^)
またまた発見してしまいました!図面上はどう考えても日は当たらないと思っていても、意外や意外のマジックもあるものです。
和室のドアさえ開けておけば、ばっちりなんです。
住み始めてしばらくして、うれしい発見ができるのは最高ですね。
でも逆にはならないように作り手としては気をつけなくてはいけませんね。
総務 takky
「工務店5社展」 始まりました!
新宿のパークタワービルの6階、リビングデザインセンター(OZONE)で“工務店5社展”が開催されました。
(人と環境に“エコ気持ちいい”きれいな空気の家)のテーマで当社も出展させていただいています。
当社スタッフが力を結集して模型やパネル、実例集をつくりました。
空気をきれいにする秘密兵器?(サンプル)・・・も展示しています。
小河原建設ってどんなところ?どんな取組みをしているの?というような疑問もすぐに解消しますよ。
OGAWARAがギュッと凝縮されてすべてが展示されています。
家づくりが楽しいと思えるように、家づくりに夢が膨らむようにがんばりました。
4月5日までやっています。是非、ご覧にお越しください。
総務 TAKKY
ベンチャーSUMIDA(仮称)(22)改修工事
スカイツリー本日13:30に601mになりました。
本日は、曇りなのでよく見えませんでした。
建築部 堀
誕生日を迎えて
今日、55回目の誕生日を迎えました。
流石にこの齢になるとまわりの人に祝って欲しいとは思わず、逆にこの齢まで五体満足かつ健康でいられることに感謝しなければならない。
これも健康住宅のお蔭です。
日本人男性の平均年齢は79.5才、これを一日で置換えると55歳は夕方の5時ごろに当たります。
明るい日差しが地平線に沈みかけ薄暗くなりかけた頃でしょうか。
ただ、この先真っ暗という話ではなく、一日、つまり朝、昼、晩の晩に差し掛かってきたという事実だけです。
晩には晩の楽しみがあります。……晩酌とかが<笑)
暦の年齢はさておいて、肉体年齢、精神年齢はまだまだ明るい日差しの下でいたいものです。
フロー理論
「フロー理論」(辻秀一氏)というものを知りました。
—外部環境に関係なくその状況に即した最高のパフォーマンスを発揮できる心の状態—をフロー状態といい、いかにフロー状態を作り出すかの理論。
恥ずかしながらここ一番で力を出し切れなかったり、大事なところで緊張しシドロモドロになってしまったことは一度や二度ではなくまた、緊張のあまり冷や汗をかくなんてのはしょっちゅうです。
フロー理論曰く
フロー状態となる為には
?今の自分の心の状態を自覚する。
?フローの良さを知る。
?揺らいだり囚われたりする自分に気づく。
そして日頃から
?明るい表情をつくる。
?穏やかな態度をとる。
?心をフロ^にもっていくことばを発する。
?好きなことを考えたり、過去や未来ではなく今だけ考える。
?一生懸命やる。
?感謝する。
これをやるとまわりがどうであれ、心をフロー状態につまり平常心に保てると。
来月から齢55歳となり「五十にして天命を知る。」から早5年を迎えます。
フロー理論、良いものを知りました。
協力意識の大切さを再確認!!
当社中心の協力業者の集合体「琢磨会」の総会が中野サンプラザで開催されました。
今年度は新たに加入された業者様を合わせて協力業者は33社になりました。
役員も新たに改選され、若返った(?!)新メンバーも紹介され、協力体制の再確認や安全パトロールを通して安全意識の向上を目指すことを誓いました。
夏の親睦会や秋の旅行など楽しい行事に一人でも多くの会員様が,参加しやすいように努めてまいりたいと思います。
総会後の懇親会も大変盛り上がりました。
総務 takky
景気は好転か。
東京スカイツリーが見えます。
最近、建築を考えているお客様からのご相談や設計事務所からの見積り依頼が増えているなあと感じています。
街中を歩いても工事現場がよく目につくし鋼材や資材を積んだ工事車両も目に付く。
建築業界の景況を見るのにビルの屋上からの眺めを一つの指標にしています。
建築現場のタワークレーンや工事のシートが架けられた建物がどの位見えるかです。
ちなみに会社の屋上から見た風景です。
会社の屋上からの眺めです。
小さくて分かりにくいですが4本タワークレーンが立っています。
景気が好転しているのが窺がえます。
ただ、政治が大丈夫なのででしょうか。
心配です。